第33話

ぴんち
6,616
2021/08/21 03:24
前の話多分通知が行ってないので見てない人は是非読んでください!



雑誌の話は続きがなかなか書けないのでちょっと先延ばしにします笑

あっちゃん以外のファンの方ごめんね




あなたside





ある日の20時




今、私は大学からの帰り道を歩いている
冬だから外ももう真っ暗で




あなた「結構遅くなっちゃったな〜」




久しぶりに大学に行けたから友達とご飯を食べてたらこんな時間に。


\ピロン/


\ピロン/


スマホの画面を見るとやまとからLINEが来てた


ーLINEー


やま「あなた〜」




やま「ちょっと今編集しに家来れる?タクシー代出すからさ笑」




これから編集とかブラック企業だな、まじで




まぁ、お金出してくれるんなら許そう笑





あなた「今大学から帰ってるところだから自分の家着いたら連絡するね」




やま「車で?」




あなた「ちがうよ笑」




あなた「歩き」




やま「は?1人で?」




あなた「そうだけど?」







歩きで帰ってることを伝えたら全く返信がこない



プルルル



あなた「え?やまとから電話?」




ー電話ー



あなた「もしm」




やま「あなた!?今どこ!?」




なんかめっちゃ慌ててるんだけど




あなた「え、なんで?」




やま「こんな夜に女の子1人でとか危ないでしょ!迎えいくから場所教えて」




あなた「大丈夫だよ?こんな道誰も通らないし」




やま「ばかっ、だから危ないんじゃん」




あなた「大丈夫だっt、、」




なんか後ろから気配がする気がする




やまとに危ないって言われたからそう思うだけかな?




私はチラッと後ろを振り返る




あなた「え、、今誰かいたよね?」




一気に体が強ばる




やま「あなた?もしもし?大丈夫?」




やまとと電話していたことに気づき、慌てて状況を説明する




あなた「なんかつけられてる気がする(小声)」




やま「、、、え待ってまじで?」




あなた「いや分かんないけど、後ろ振り返ったらチラッと人が見えて(小声)」




私は後ろの人に気付かれないように小声で話す




やま「今どこ?俺迎えに行くから、早く!」




あなた「あ、えっと、、あの○○の前の細い道っ」




やま「分かった、絶対電話繋げとけよ」




あなた「うん」




私は電話を繋げつつ家がばれないように人通りが多そうな道へ向かう




あなた「結構遠いな、、」






それから5分ほど経って大きな道路が見えてきた、でも夜中だからか歩いている人は見当たらない




やま「もう少しで着くから」




あなた「うん」




そのとき、すぐ後ろに人の気配がした




私は恐る恐る後ろを振り返った

















あなた「っ、、、、」




ストーカー「あなたちゃんだよね?」




そこにいたのは全身真っ黒な服を着てマスクとメガネをしている明らかに異様な雰囲気を感じる男性で、まじまじとこっちをみていた




ストーカー「ねぇ、あなたちゃんでしょ?」




そう笑いながら私の左腕を思いっきり掴んだ




あなた「やめてっっ、離してっ泣」




私は泣きながら抵抗する




でも、男の人の力には勝てなくて




私は引っ張られるがまま暗い路地に連れ込まれそうになる









あなた「誰か助けて、、、、やまとっっ!」




私は大声でやまとの名前を呼んだ









誰かが走ってくる音がする




やま「おいっっ!!」




やま「お前あなたに何してんだよ!」




やまとが私とストーカーの間に入り手を無理やり離す




ス「あなたちゃん、、」




ストーカーが私の名前を呼ぶ




それが恐怖でしかなかった





あなた「やまとっ、、泣」




やまとは一度私の方を見てストーカーのに向き直す




やま「お前ふざけんなよ!?」




ス「ひっっ」




やまとはそう言ってストーカーに殴り掛かる




あなた「やまとだめっ!」




私は夢中でそれを止める



やま「あなたっ!止めんな!」




それでもやまとはストーカーを殴ろうとする




あなた「殴っちゃだめ!!やまとっ!」




やま「おい!」




あなた「コムドットが終わっちゃうからっ!」




やま「っ、、、、」




私がそう言うと、やっとやまとは止まった




やま「あなたごめん、俺、まじで危なかった」




やま「一旦、警察呼ぼう」




あなた「うん」




ストーカーも殴られそうになって驚いたのか座った状態で壁にもたれかかって逃げる気配はない




やま「おい」




やまとがストーカーに話しかける




やま「もうあなたにも俺らにも関わんな」




やま「絶対に」




やまとの目は本気だった。いつも喧嘩っぱやいって言われてるけどやまと以上に頼りになる人いないな。




ストーカーは小さく頷く




あなた「やまと、、」




やま「ん?」




やま「あ、怪我してない??」




あなた「大丈夫」




本当は掴まれた左腕がとてつもなく痛い、
けどこれ以上やまとに心配をかけたくなかった




あなた「ほんとにありがとう、」




あなた「助けてくれてっ、、ありがとっ、泣」




私はやまとが来てくれた安心感で沢山泣いた




やまとは何も言わず、ずっとそばにいてくれた





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