無限列車の戦いは
乗客の中から死者は出なかった、それはやはり杏寿郎の実力と熱い心のお陰だろう。
だからこそ、自分も戦えた
あいつは生きていないといけない人間だ
杏寿郎は鬼殺隊の光なんだ。
お前が生きていないとたっくさんの人間の光を奪ってしまうんだ
......あなたすまない
お疲れ様、寝んなよ
...あぁ
あなたさん...
あ?
足が...
自分の足を見てみたら至る所に赤青くなって
血だらけの足があった
うっわwグロw
あなたさん...俺が煉獄さんを運びますから...!
腹刺されてるやつが何を言う
だけど...煉獄さんおぶりながら俺のことも支えてたら足がもちませんって...
いいんだよ
柱が後輩を守ったり、成長の手助けしたりする事
未来ある人間を守らない筈が無いだろう
っ.....(ジワァ)
泣くなw炭治郎、お前は強い子だ
泣いて...泣いてません...長男なのでッ
後日談だが、俺達が血だらけで
炭治郎は泣きながら
伊之助は怪我した車窓さんをポカポカ殴って
全逸は発狂しながら帰ってきたので
隠の奴らは心底驚いたそうだぞ
〜2日後〜
あなたさああああん!!!!!
あなたえええええええええええ!!!!
おい!!ここ病室だぞ!!!
もー皆さんうるさいですよ〜
お前はよく喋るな
あなたさん、足は大丈夫ですか?
あぁ、平気だよこんくらいよくあるし
こんな大きいけが良くするんですか...
ん...あなたさん...?
お,炭治郎起きたか
しのぶ〜
あれの人誰ですか...?あなたさん
ん...?あぁあいつかんー
今はちょっと用事あるから...また後でな
ポンポン
わっ\\
慣れたようにベットから飛び降りる、そんで持ってさっきから聞き耳立ててるやつのとこに行く
そーそーお前だよ
ガラガラ、ピシャン!!!
久しぶり、千寿郎
あ...あなたさん...
ドアの近くで巾着を持ちながら涙ぐんでいる
杏寿郎の弟千寿郎が居た
_______________________
長い通路を二人で歩く、案外よく会ったりしたから最近の話とかをゆっくり歩く
そして目的地に着いた
...兄さん
...入るか
はい...
.............
杏寿郎の病室だ
悪かった、俺がもっと早く向かっていれば...
いいえ!そんな事ないです
しのぶさんから聞きました
あなたさんが来なければ、今以上に酷かったと
本当にありがとうございました
.....
杏寿郎は、乗客の全員誰も死なせなかった
.....はい
そんで、こいつは死に物狂いで戦った
............
俺はそれにキレた
...........
「千寿郎を1人にすんなって」ってキレた
..............
あいつは、確かに強い。ただな
時にそれは自分を苦しめてる
え............
あいつの口癖は、「強いものは弱いものを守るそれが強いものに生まれた責務だ」と
確かに、強いものが守るのは責務かもしれない
だけど、強いものを大切にしている者がその者を失ってしまった時
それは果たして強き者に与えられた栄誉なのだろうか
.............
千寿郎
はい.....
お前は、強き者の弟としているが
時にそれはお前の重りとはなっていないか?
なんで......そうおもったんですか?
それは
何となくだな
え!?
何となく、こんな兄貴持ったら
千寿郎の性格上ちょっぴり自分を軽蔑してないかと思ってな
あなたさんは、なんでもわかっちゃいますね
確かに僕は柱である兄を尊敬しています
僕が本来継子になる筈だったでも
僕にはそんな才能なかった...
千寿郎は、話を進めるうちにどんどん声が枯れてきて、ポロポロ涙を流していた
だから、僕は
別の方法で皆様の力になりたいです
ほんの、ほんの小さな事でもいいです
兄のように、人を守ってくれる人の手助けを....!
させてください...
....千寿郎
ッ!
いい案じゃないか!
え...
確かに、最近鬼の活動が活発になってきている
蝶屋敷の人手が足りないと聞く
家事が得意な千寿郎なら多くの隊員の拠り所になるだろう!!!
流石だ千寿郎!!その案はなかった...
俺の場合、隊士の特訓云々しか出来ないからなぁ(頷く)
ほ、本当ですか...!?
あぁ、是非とも協力をして欲しい
例え、剣士になれなくとも
多くの人間を、別の方法で助ける方法。
それを出来るのは剣士ではできない
適任の奴はこの中ではそうそういない!!
千寿郎、君は
人を助ける事が出来るんだ
ッッッッッッ!!!
(ずっと、ずっと言って欲しかった)
(兄さんの言葉も僕にとっては心の支えだった)
(何時でも頑張れた)
(だけど、心の何処かで言って欲しかった言葉をあなたさんは僕に)
(言ってくれたんだ)
うぅぅ(ポロポロ)
おうおう、泣くな泣くな千寿郎
杏寿郎の前でないちゃ...
千寿郎...あなた...
兄上!!!!
良かった!!良かった....
おそよ、杏寿郎
ただいま、千寿郎 あなた
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