第88話

88
12,448
2022/04/05 13:16
コンコン


恭平『…ちっ…なんや』

『お店の方でトラブルが…』

恭平『…今行く』


そう言って恭平さんは上着を取った。

そして私に軽くキスをする。




恭平『すぐ戻る』

あなた『…分かりました』

恭平『この部屋に警備付けとけ』

『かしこまりました』

恭平『部屋から一歩も出るなよ』

あなた『はい』


恭平さんは直ぐに部屋を出ていった。

寂しくなるな。

でも、これは仕事。






『守らせていただきます』

あなた『…ありがとうございます』


すると部屋に1人入ってきた。

ボディーガードかな。

私はソファに座って貰ったスマホを開く。





あなた『…あ…ふふっ(笑)』


すると私の好きな猫の写真がいっぱい出てきた。

メールのアイコンが猫だったからかな。

好きなのバレちゃってた。




『猫、お好きなんですね』

あなた『え?…はい、好きです!』

『…僕も好きなんですよ』

あなた『そうなんですか!』


そう言って私は振り返った。






















あなた『…え?』

流星『お久しぶりです』

あなた『…な、んで…』

流星『まぁ、とりあえず眠ってください』



そう言われた瞬間

口元にハンカチが。



















そこで意識は無くなった。

プリ小説オーディオドラマ