滝「樫木ー!」
樫「あ、滝沢くんお疲れ様です!」
滝「おー、おつかれー
関西行ってくれてありがとうな」
樫「いえいえ、僕も関ジュ人たちと一緒に踊ったりしてとても楽しかったです!」
滝「関西の振付師さんとジュニアの子たちがお前のこと褒めてたぞ」
樫「え、嬉しいです!」
滝「そこでなんだけど、こっちのジュニアにも教えてくれないか?」
樫「え、いいんですか!めっちゃ嬉しいです!」
滝「お前ダンス狂だからなぁ(笑)いろんな奴と踊れて嬉しいんだろ?」
樫「流石滝沢くん、その通りです(笑)」
滝「今日この後の予定は?」
樫「この後は雑誌の撮影があります。その後なら空いてます!」
滝「じゃあ終わったらレッスン室に来てそこにいるジュニアに教えてやってくれ
俺から話通しておくよ」
樫「わかりました!」
嬉しいなぁ、また人に教えることができるなんて!
みんなにも自慢してこよーっと!
樫「ねぇねぇ照くん」
岩「どうしたの?なんかいつもより笑顔なんだけど(笑)」
佐「あなた可愛いー!」
阿「ほんとだ、目が輝いてるね」
樫「あのね、この雑誌撮影の後ジュニアの子にダンス教えに行くんだぁ」
渡「だからそんな可愛い顔してんのか」
宮「がんばってね」
樫「涼太くんありがと!」
岩「しっかり教えろよー」
樫「もちろんっ!」
佐「俺をおいて他の男の所に行くのかっ!」
阿「俺というものがありながら…」
樫「え、なんかごめんね?」
深「おいお前らあなたを困らせるなよー」
佐「あ、バケモノ」
深「誰がバケモノだ!」
スタッフ「みなさーん、今から撮影開始しまーす!」
全「はい!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。