第21話

にじゅういち
825
2021/01/21 23:00
大阪駅についたー!
新幹線で2時間くらいずっと座ってて疲れた…
案内の人がいるって聞いたけど、どこだろう?


「すんません」

樫「はい?」

「あの、樫木くんですか?」

樫「あ、はい樫木ですけど…」

「良かった!僕向井康二言います!関西ジャニーズJrの!」

樫「あぁ!案内してくれる人ですね!」

向「じゃあ僕に付いてきてください!」

樫「分かりました」
向井さんと一緒に関西の子たちが練習している場所へ向かう


樫「あ、向井さん僕Jr歴浅いので敬語使わないで下さいね!」

向「え、俺の方が先輩なん!?」

樫「そうですよ!僕まだ1年も経ってなくて…」

向「1年経ってへんのにSnowManとしてあそこまでのパフォーマンスできるん!?樫木くん凄いなぁ!」

樫「メンバーが教えてくれたから出来るようになったんです!
あ、あと呼び捨てでも構いませんよ!」

向「ほんならかっしーって呼んでもええ?」

樫「オッケーです!」

向「じゃあかっしー、年上やろ?かっしーも敬語やめてや
あと康二って呼んで?」

樫「じゃあ康二くんで!」
道中いろいろ話をしていたらいつの間にか着いていたみたい
向「みんなー!ダンスの先生連れてきたでー!」

樫「はじめまして、SnowManの樫木あなたです!」

室「思ったよりもちっさいなあ」

向「龍太くん失礼や!」

室「ごめんごめん、室龍太です。よろしく」

西「西畑大吾です」

流「大西流星です」

丈「藤原丈一郎です」

橋「大橋和也です!」

向「とりあえず今日はこのメンバーでダンスのレッスンの予定やねん」

樫「分かりました!では今日のレッスンの曲を頂いているのでやっていきましょう!」
樫「室くん、そこはもう少し足あげて!
大西くんと西畑くんは早めの移動心がけて!」

室「了解!」

西流「はいっ!」
樫「大橋くんと藤原くんはそのままの腕の角度でもうちょい上げて!」

橋丈「はい!」
樫「康二くん、皆より遅れ気味だよ!」

向「分かった!」
こうして3時間のレッスンは終わった

樫「皆お疲れ様!僕の指導に従ってくれてありがとう!」

向「こちらこそ急やったのに東京から来てくれてありがとう!」

室「かっしーがダンス上手いのは関西まで伝わってるで」

西「そんな人の指導受けれるなんて嬉しいです!」

流「あの、ここの振りがイマイチなんですけど、」

樫「大西くんそこはこう動くと次の振りに入りやすいよ」

流「ありがとうございます!」

樫「関西って皆優しいねぇ」

向「東京は冷たいん?」

樫「東京のJrの子にも教えたことあるんだけどあんまり歓迎されなかったんだよね(笑)」

丈「そうなんですか?」

樫「あ、そうだ!皆より僕の方が後輩なのに敬語忘れてた!すいませんでした!」


いけない!指導に夢中になりすぎて敬語を忘れてしまうとは!
怒られると思って頭を下げぎゅっと目を瞑ると頭の上から笑い声が聞こえてきた


室「そんなんええって!」

西「むしろ後輩やって今知った(笑)」

橋「いつ入所したんですか?」

樫「実は今年なんです」

橋「嘘やんっ!もっと長いと思ってた!」

丈「パフォーマンスとかファンサとか凄いやん」

樫「ありがとう!メンバーに教えて貰ってるんだ!」
樫「大西くんも僕に敬語はいらないので!」

流「じゃあ僕にも敬語使わんといて、あとちゅちぇって呼んで!僕かしくんって呼ぶから」

樫「りゅちぇ…わかった!」

西「俺は大ちゃんって呼んで!」

橋「はっすんって呼んでやー」

丈「丈でええで」

室「龍太な!」


呼び名はこう決まった

室龍太
龍太くん↔かっしー

西畑大吾
大ちゃん↔かしくん

大西流星
りゅちぇ↔かしくん

大橋和也
はっすん↔かっしー

藤原丈一郎
丈くん↔かっしー
向「明日はまた違うJrがおるからよろしくな!じゃあホテルまで案内するわ」

樫「康二くん何から何までありがとう!」

室「どのホテルなん?」

樫「〇〇ホテルっていうんだけど…」

丈「俺の家の方向やわ」

樫「そうなんだ!一緒に行こうよ!」
ホテルまでの道のりでは野球の話で盛り上がっていた


樫「僕一回も見に行ったことないんだよね」

丈「ほんまに!?」

樫「今度一緒に観戦しようよ」

丈「オリックスな」

樫「了解(笑)」

向「お二人さん着いたでー」

樫「康二くん、丈くんありがとう!」

向「おん、また明日よろしくなー!」

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