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2021/06/29

第13話

柊羽呉
柊羽呉
空藍、遅くない?もう食べちゃう?
伯田琉
伯田琉
そうだな。時間無くなるしな。月希も食べろよ。
長谷川月希
長谷川月希
あぁ・・・。
オレは空藍に何度もメールを送ったが一向に返事がない。

まさか、スマホ買ってもらったばっかでメールの見方も知らねぇのか?

空藍は高校入学と共にスマホを手に入れた。それまではガラケーだったんだ。

しかも、機械音痴でもある。家のパソコンなんかやり方知らずにそのまま使い物にならないくらいに紛失して怒られてたりしてるくらいにな。
柊羽呉
柊羽呉
一体、空藍どうしちゃったの?
長谷川月希
長谷川月希
あぁ、実はーー。
呉も見てなかったのかと心底呆れながらも、三限目の合同授業で合ったことを呉にも話した。
柊羽呉
柊羽呉
うわぁ、心底どうでもいい噂を流してる。
呉は無表情でそんな事を言う。

確かに、人の恋愛事情とか興味ねぇよな。オレも、この話が自分たちじゃなかったらスルーしてるわ。

その噂を信じる奴、噂を流された本人は落ち込んで噂の元になった相手に気安く話せなくなる。

ま、そんなヤツらを呉は面倒臭いと捉えているようだ。
長谷川月希
長谷川月希
マジで空藍の事を書き込んだ奴、許せねぇ。
冷えていた怒りが、また再熱しそうなのが嫌でもわかる。

そんな時、ずっと黙っていた琉が口を開いたんだ。
伯田琉
伯田琉
月希は気にし過ぎだ。人の噂も七十五日。何もせずに黙ってれば勝手に消えていくんだ。
柊羽呉
柊羽呉
琉の言う通りだよ。そんなの相手にするだけ無駄だよ。空藍の事大事ならスルースキルも磨かないと。
長谷川月希
長谷川月希
そ・・・だよな。分かった。
二人に言われたとおり、オレは噂を信じてるヤツらや流した奴をスルーする事を決めた。