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2021/07/09

第19話

樋瀬空藍
樋瀬空藍
ごめんね・・・月希。私のせいで。
視聴覚室に先生がオレと空藍の荷物を持ってきてくれたから、そのままオレたちは帰ることになった。

その帰り道、空藍が突然そう謝ってきたのだ。
長谷川月希
長谷川月希
は?お前のせいじゃねぇよ。それに、変な噂ある中、学校に行かなくていいんだぜ?
オレは精一杯の慰めを掛けたつもりだ。しかし、教師の親を持つ空藍からしたら、怒られるかもしれないという恐怖の方が大きいだろう。
樋瀬空藍
樋瀬空藍
そんな・・・怒られちゃうわ。
長谷川月希
長谷川月希
大丈夫だ。オレがさっき、おばさんに話つけてきたからな。
樋瀬空藍
樋瀬空藍
え?
オレが話をしてきたことを伝えると、空藍は口をポカンと開けて驚いていた。

そりゃそうだろうな。実の娘の話を聞かなかった毒親とも言える、樋瀬先生をオレの一言で分からせたと言ってるようなもんだからな。
長谷川月希
長谷川月希
普通に分かってくれたぜ? ちょっと厳しすぎた、しっかりして欲しいという気持ちが大きすぎて愛情を与えれてなかったと謝ってきたからな。
樋瀬空藍
樋瀬空藍
お母さん・・・。
長谷川月希
長谷川月希
まさか、あの電話の後先生に呼び出されて停学処分喰らいましたなんて言ったら、キレそうだけどな。
オレは苦笑しながらそう呟いた。

だって、噂に負けずに授業頑張ります言ったあとだぜ?ぜってぇオレも説教されんだろ。
樋瀬空藍
樋瀬空藍
ちょ、そうなった時は月希も怒られてよね!
長谷川月希
長谷川月希
おぅ!お前の何倍も雷打たれてやるよ。
樋瀬空藍
樋瀬空藍
ふふっ、ドヤ顔で言うことじゃないわよ?
空藍は声に出して笑った。笑ってくれた。

やっぱり、空藍には笑顔が似合うな。