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第7話

207
2024/01/30 02:20
斎森弥世衣
か、勘違い…
白幡高俊
あぁ、あいつは望んだ物は全て
手に入るという考えでな
白幡高俊
俺を既に手に入れているという
馬鹿な勘違いをしている訳だ
斎森弥世衣
そ、そうなのですか…
白幡高俊
…あぁ、これを
斎森弥世衣
?、
斎森弥世衣
…リボン…ですか?
白幡高俊
あぁ、お前は後ろで留めた方が
似合うと思ってな。買ってきた
斎森弥世衣
え?!いいのですか?!!
白幡高俊
あぁ
斎森弥世衣
あ、ありがとうございます!
大切にします…!
白幡高俊
彼女の過去を調べた
昔働いていた使用人に聞くと
実母が亡くなってからは
継母と義理の妹に虐げられ
日常品も貰い物だったそうだ
それを聞き、早く仕事を終わらせて
物を買って帰ってくれば百川が居た
白幡高俊
弥世衣
斎森弥世衣
あ、はい!
白幡高俊
新しい日用品と着物を
部屋に置いておいた
斎森弥世衣
え、?
白幡高俊
好みも分からなかったから
着物は流行りの物を買ってきた
白幡高俊
だから、今度、弥世衣好みの物を
仕立てさせよう
斎森弥世衣
う、嬉しいですが、
そんなに良くして貰って、
申し訳ないといいますか…
白幡高俊
白幡高俊
お前は白幡家当主である俺の婚約者だ
白幡高俊
甘えてもいい
斎森弥世衣
あ、ありがとうございます…
白幡高俊
…そろそろ昼ご飯の時間か
白幡高俊
俺は職場に戻る
斎森弥世衣
あ、はい。お気をつけて
行ってらっしゃいませ
白幡高俊
あぁ

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