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第2話

重なり合うメロディー




🚨注意書き🚨

・前回のnqrseさんsideです。
・一人称が僕になっているかもしれませんが、それは僕の癖です。
僕になっていたらご指摘お願いします。
・BLです
・nmmnです


以上のことを守れる方だけお読みください

nqrse side



桜色の瞳に髪。色白の肌。赤い唇。
そして瞳と同じ色の鱗。
俺はいわゆる人魚ってやつで足を持っていなかった。
普通なら人魚は女の子しか生まれないのだが、俺の家では珍しく男が生まれた。
それが俺だった。
母親は「男より女の子が好き」なんて思ったのか俺を女の子として育てていた。
俺も自分を女の子だと思っていた時もあった。
だから人魚(女の子)のことも恋愛対象として取れなくなった。
nqrse
nqrse
はぁ……
どうしたものか、俺は女の子にモテた。
男らしい風貌でもないのに。
俺と話したこともない人からも「好きです!」なんて言われてきた。
どこが好きなのかって聞いたらみんな口を揃えて「かわいいのにイケボなとこ♡」。
誰も俺の中身を見てくれていなかった。

そんなことで思い悩んでいたら、
神様がそんなことどうでもよくなるくらいの爆弾発言をした
海中の神様
海中の神様
nqrse
nqrse
nqrse
はい
海中の神様
海中の神様
あなた、人間界に行きなさい
nqrse
nqrse
え!?
人魚は100歳を超えると大人と言われる。
大人になると神様の声を聞くことができるし、魔法も使えるようになる。

なのに、まだ26歳の俺に神様の声が聞こえるのは異例のことだった。

神様は俺に人間界の恋愛について調べてきて欲しいから、
人間の誰かと「恋人」になってこいと言ってきた。
人間と人魚の恋なんて聞いたことがないし、
第1人間に姿を見せていいのかわからない。
nqrse
nqrse
鱗はどうするんですか……?
海中の神様
海中の神様
大丈夫。お前は大人になっていないのに魔法が使えるじゃろ?
魔法で隠すことができる。
nqrse
nqrse
………
nqrse
nqrse
わかりました…行って参ります。
海中の神様
海中の神様
ふむ。良いぞ。
そう言って神様は俺に人間界での名前を授けてくれた。
nqrseという名前の名残があって、俺っぽい名前だった。

成瀬 深桜なるせ みおう
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nqrse
nqrse
では行って参ります。母様。姉様方。
母親
母親
お気をつけて
リリ姉様
リリ姉様
行ってらっしゃい、nqrseちゃん
エリ姉様
エリ姉様
いってら…
母様は俺が心配なのか、「お気をつけて」の一言を口にしてから眉尻を下げていた。
うっすらと涙も浮かんでいて、改めて母様の優しさを実感する。


長女のリリ姉様はいつもニコニコしていて、シスコン兼ブラコン。
話し方は語尾にハートが付いているかのようなおっとりした感じ。
笑っているが、少し寂しそうだった。


次女のエリ姉様は何事にも無関心そうに見えるが、誰よりも周りを見ている優しい方。
前言撤回。やっぱり推しにしか興味がなさそうだ。
ゲームの画面を見つめてニマニマしながら「亜希様……」なんて呟いている。
いや亜希様って誰だよ。



母様、姉様方を尻目に人間界に登る。
太陽光が差し込んで海がキラキラ輝いていた。
水面に目まで出して海に誰もいないかを確認し、人目の付かなそうな岩陰で魔法を使う
まだ成人してないからか、まほうがうまく使えず、
足になったが少しだけピンクの鱗が付いている

魔法で少し体力をなくして岩影の砂浜に腰を下ろす。
自分に足がついているのに慣れなくて足を見るたびに少し驚く。


一回人間界から聞こえてきたカッコいい曲を自然と口ずさむ。
歌っているうちに楽しくなって気がつくと笑顔で歌っていた。

ふと聞こえた誰かの声。
俺が歌っているとハモリが聞こえる。
今まで歌ってきた人魚と比べてもすごく上手くて歌いやすかった。


茂みの陰から鱗の残る足を隠しながら誰か歌っていたのか確認する。
ベージュの髪の毛に同じ色の瞳、端正な顔立ちを見て鼓動が速くなる。


運命だと思った
nqrse
nqrse
あの……


















好きになるまであと____日