第7話

第5話 決意を抱いて。
20
2019/07/25 13:41
響
むにゃむにゃ。。。
萌心
萌心
ふふっ、可愛いな〜
萌心は優しく撫でる。
その度に響の毛がモゾモゾと動いた。
萌心
萌心
生きてるものって
どうしてこんなにも綺麗なんだろう。
萌心は目を閉じる。
一瞬苦しそうな顔をして
ニコッと笑った。
そして、小さな声で響に囁いた。
萌心
萌心
ねぇ、響。。。
あなたはどこから来たの?
萌心
萌心
早く、みんなの所に戻りたいよね。
萌心
萌心
ごめんね。
優生
優生
萌心?
萌心
萌心
お兄ちゃん!
優生
優生
萌心、もう学校始まってるんじゃないか?
萌心
萌心
うん、そうだよ
優生
優生
そうだよって。。。
優生
優生
って、うわっ!
響
ん〜(モソモゾ)
萌心
萌心
しー
萌心が人差し指を口にあてた
優生
優生
ごめん。で、その子誰?
猫?猫の耳がついてるんだけど
萌心
萌心
猫の人間みたい。
学校の通学路にいたの、
戸惑っていたから連れてきたんだよ
優生
優生
へぇー、優しいな萌心は
そう言って優生は萌心の頭を撫でた。
萌心
萌心
えへへっ
萌心
萌心
でもなんか、違う世界から来たっぽいんだよね。
この子、返してあげたくて。。。
優生
優生
そっか。それならお兄ちゃんも
手伝うよ!できる限りだけどね
萌心
萌心
ほんと!?ありがとう!
優生
優生
今日は学校にお休みの連絡いれとくよ
優生
優生
今日一日はその子の傍にいてあげてね。
萌心
萌心
うん、ありがとうお兄ちゃん。
優生
優生
お兄ちゃんはもうそろそろ
お仕事だから、家のこと任したよ。
優生
優生
いってきまーす。
萌心
萌心
行ってらっしゃ〜い
ガチャ、ガチャガチャ。
そっと視線を響に向ける。
響は、すやすや眠っているのを見て
萌心は笑みが止まらない。
萌心
萌心
早く起きないかな?
よかったね。響。
お兄ちゃんも手伝ってくれるって
萌心は響の頭におでこをくっつけ
まるで願い事をするように目を閉じた。
萌心
萌心
必ず私とお兄ちゃんが
あなたの本当の居場所に返してあげるからね
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ニート
ニート
ふぃー。終わった〜
ニート
ニート
書いていてお兄ちゃんの適応力高すぎでは!?
と思いましたが何とかねじ伏せました笑
ニート
ニート
今回も見てくれてありがとうございました!

プリ小説オーディオドラマ