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第56話

XXの招待 Ⅱ
千島ちしま 瑞樹みずき
取り敢えず、1階まで降りて順に探していってみるか?
福冨ふくとみ 一霖いちりん
そうしよ!
くれ 葉月はづき
良いと思う!
瀬戸口せとぐち りゅう
早く行かないと遅くなるぞ?
碑賀ひが あずま
……。
一霖に話しかけたつもりだった。
が、何故か3人程想像していなかった人がいる。
千島ちしま 瑞樹みずき
…何か多いな。
くれ 葉月はづき
い、いやぁ、ぼっちは心細いし…?
瀬戸口せとぐち りゅう
瑞樹と一霖の中に葉月ちゃん一人だと、瑞樹が襲うかもしれないからな!東は巻き込み。
千島ちしま 瑞樹みずき
は!?襲わねぇよ!てか、何で一霖は除外されてんだ!
福冨ふくとみ 一霖いちりん
だって僕、葉月ちゃん襲ったところで力負けしちゃうもんね〜
一霖が呉さんとハイタッチしながら笑顔で俺を見る。
確かに否めない。身体強化の呉さんに対して俺なら能力を使えばやらないけど、絶対にしないけど襲おうと思えば襲える。でも、一霖が勝つことは無いだろう。
碑賀ひが あずま
3時間だろ?時間の無駄遣いしないでさっさと行くべきだ。集団で行動するならその分、多くの鍵が必要になる。
くれ 葉月はづき
うんうん、行こう!エレベーターで降りて、1階から探すんだよね?
福冨ふくとみ 一霖いちりん
エレベーター呼ぼう!
廊下を歩き出した二人について行きながら、ふと後ろを振り返ってみる。
入口にまだ立つユリと捺祢は俺達のことに興味なしなのか、どうでもいい話を繰り広げる。
ユリ
そーいえば、そろそろ誕生日だよ?プレゼント期待してます!
音羽おとは 捺袮なつね
早いな、もう1年経ったのか…
ユリ
準備で毎日大変だったからね。今年も本を数冊貰えるとユリちゃん喜ぶよ。
音羽おとは 捺袮なつね
1年に1度の誕生日だし別に嫌とは言わないが、お前の希望する本、探すの結構大変なんだけど。
ユリ
中々手に入らないから頼むんじゃん?
音羽おとは 捺袮なつね
まぁ…今年は何だ?
ユリ
ブラックホール情報パラドックスについての本。論文が載ってたりすると嬉しいかも。
音羽おとは 捺袮なつね
何処にあるんだよ、それ…いつまでに用意したらいい?こんなことやってたら時間がかかるかもしれない。
ユリ
来週の水曜!やっぱ誕プレは誕生日の日に渡さないと誕プレじゃない!大丈夫、私も捺祢の誕生日には何かあげるから!
音羽おとは 捺袮なつね
はいはい…
千島ちしま 瑞樹みずき
…なぁ龍、ブラックホール情報パラドックスって何。
瀬戸口せとぐち りゅう
んーと、量子力学と一般相対性理論の組合せに起因するパラドックスだったか?
千島ちしま 瑞樹みずき
説明聞いても分かんねぇ…
ユリは何でそんな本を欲しがっているんだ?

見るからに捺祢はめんどくさいと言いたそうな顔をしているが、何だかんだでちゃんとメモを取っていた。
福冨ふくとみ 一霖いちりん
瑞樹、エレベーター来たよ!
一霖の声に俺は捺祢達から視線を外して前を向く。
エレベーターに乗り込み、向かったのは1階。
下から順に探してさっさと5本手に入れてやろう。
こんな人が死ぬゲームの中でも腹は減る。

飯を沢山食って最後まで生き残ってやる…
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碑賀ひが あずま
流石、見た目が高級なだけあってロビーも広いもんだな。
くれ 葉月はづき
現実でもこんな高そうなところには来たことない!
福冨ふくとみ 一霖いちりん
僕も!まぁ、ぼちぼち探して行こう!
千島ちしま 瑞樹みずき
8分くらいで次の階に移動するぞ。
福冨ふくとみ 一霖いちりん
了解!
瀬戸口せとぐち りゅう
はいはーい。
バラバラになって広いロビーの捜索。
床に這いつくばって棚の下を覗いたり、ソファの座る部分と背もたれの隙間に手を突っ込んでみたり…
…高級ホテルでやってるのは幼児並みのことだった。
くれ 葉月はづき
ないね〜…広いから1個くらい隠してそうなのに。
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
下ばっか見てるからでしょ?
くれ 葉月はづき
えっ、いつの間に!?
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
今さっき。階段で来た。
呉さんの反応に少しだけ溜息を零す。
一霖がそれってどういうこと?と聞き返すと、呉さんの横に立っていた千早は何で分からないの、と更に溜息を零した。
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
考えてみな。アイツらだよ?技術室でアイツら、問題を何処に貼り付けた?
千島ちしま 瑞樹みずき
…上?