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第44話

XXの実力 Ⅲ
くれ 葉月はづき
葉月でーす。龍君、地図ないけど今どこら辺か想像出来る?私、園内マップ的なやつの前にいるから分かるかも。
私がいるのは綺麗な花が咲いている“花園エリア”。
こんな広い公園で合流は難しそうな気がするけど、一応出来るならしときたい。
瀬戸口せとぐち りゅう
『店が沢山あるとこー』
くれ 葉月はづき
あー、じゃあ、多分家族エリアっていう園内左上の方!私がいる場所からだと対角で合流するには遠いなぁ…てか、龍君のことだしユリちゃんの暗殺はー…
瀬戸口せとぐち りゅう
『頼む!』
くれ 葉月はづき
だと思ったよ〜…
瀬戸口せとぐち りゅう
『どんな敵だろうと関係ない。俺は絶対に女には手をあげない男なんで!』
くれ 葉月はづき
武装ユリちゃんはキツいって〜…まぁ、言ったところで変わらないし頑張るけどさ。龍君は爆弾の解除、大丈夫?
瀬戸口せとぐち りゅう
『きっと何とかなる。赤と青があったら赤を切れば良いんだろ?』
くれ 葉月はづき
いや、多分直感はあまりよくないよ!今回は2人以上の死者を出すことが条件だから死んでもさっきみたいに生き返ることはないから、慎重に行かないと!
瀬戸口せとぐち りゅう
『確かに。ん、まぁ、取り敢えず爆弾を探してみる。見つけたら解体する前に連絡しまーす。』
くれ 葉月はづき
はいはーい!
電話みたいなノリで会話が終わると、私は花園の花を見ながら園内の探索に向かった。

ユリちゃん、凄い眠たそうだったから最初の位置からあまり移動しなさそう…
そこに行っていなかったら隠れる場所が多そうな家族エリアとわくわくエリアを探そうかな。




















くれ 葉月はづき
………あっ。
普通にいた……
ユリちゃんは4つのエリアに繋がる“中央広場”にあるベンチでウトウト…というよりほぼ寝ていた。
手にサバイバルナイフを握った状態。
拳銃は相手に拓君がいるから使わないはず。
くれ 葉月はづき
これ、行って良いのかな…?
何かズルいような気がする〜…
あまりにも無防備過ぎて、寝ているのを叩きに行っちゃって良いのか分からなくなる。
数分の間、その場で寝ているユリちゃんを眺めていると右の方から足音が聞こえてきた。

視線を移すとそこには拓君がいて、ユリちゃんを見るなりほんの少し表情を顰めて立ち止まる。
笧三しがらみ たく
何なんだ、こいつ……
くれ 葉月はづき
拓君来たなら、早く行かないと龍君に迷惑かけちゃう〜…!えいっ!
先に決着をつけようと私は地面を蹴ると、ユリちゃんを本当の意味で無防備にする為にナイフを奪おうと手を伸ばす。すると…
ユリ
……んにゃ?おっ!
くれ 葉月はづき
えっ!?いったいっ!!!
パッと起きたユリちゃんはぴょんとジャンプしベンチの背もたれにしゃがみながら立つ。
スピードを下げることが出来なかった私は見事、突進して頭をベンチの背もたれに強打した。
ユリ
あらら、2回目じゃふぁぁ〜…
くれ 葉月はづき
もうやだ〜!
ユリ
頑張れ〜!目指せっ!私の暗殺!
欠伸をしながらニコニコとユリちゃんが笑う。
私は座り込んだ状態でユリちゃんを見上げると、ユリちゃんの背後から首に向かって2つの手が見えた。
ユリ
え、まさかの2対1?
飛びのけたユリちゃんは私の背後へ。
殺されないように慌てて立ち上がったところで初めてユリちゃんと対峙した。
笧三しがらみ たく
チッ…
ユリ
私、葉月ちゃん、拓君の三つ巴ですか…頑張らないと捺祢に怒られちゃうなぁ…あ〜、眠っ…
くれ 葉月はづき
ユリちゃん、行くよっ!