無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第37話

XXの真偽 XXⅥ
多岐先輩が降参したところで試合終了。
楠木の知恵のおかげ……というより、呉の気合いのおかげでAチームの勝利。
ユリ
『選手交代!』
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
はぁ…
深海ふかみ みぞれ
凄い溜息吐きますね。
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
状況が状況なんで。
奇想天外な考えを持ったBチームの誰かの意見で隕石を落とされ、何も出来ずにあたし達は死亡。
気付いた時には競技場にいた。

このまま2連敗…というのは負けが近くなるから避けておきたいところ。
ユリ
私達入る?
碑賀ひが あずま
こっちはいい。
深海ふかみ みぞれ
私達も結構です。
ユリ
了解!
ユリ
それでは、もう始めま〜す!よ〜い…
体が浮き、四方八方に飛ばされる。
飛ばされて誰かと合流して相手と戦う。

………今回もそうだと思っていた。
ユリ
どんっ!
開始の合図。そして、みんなの浮いた体がそれぞれの飛ぶ方向で動こうとした時…
代々木よよぎ あかつき
───── やれ。
東堂とうどう たける
は?
赤い光に熱い風。
飛ばされる寸前に代々木先輩が持っていたドラゴンのぬいぐるみが火を吐いた。
火は東堂に直撃、それで大丈夫なのかどうかは飛ばされたあたしには分からない。
近距離であの火力は死なずとも大火傷は負うはず。
東堂はもう戦力にはならないと思った方がいいか…
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
……。
負けたくはないけど…その覚悟はしておこう。
私の中で1番大切なのは自分の命。で、自分の命が守れた上で余裕があれば近くの人。


自分の命を守ることで精一杯の時は……
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
……他を殺るだけ…
独り言を呟くと、あたしは七佐ななさビルの屋上に着地。
場所を深海さんに伝える為、トランシーバーを出して、電源を入れた。
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
本能寺、場所は七佐ビル屋上。
深海ふかみ みぞれ
『了解です。私は三冠デパート前の道路に着きました。』
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
多分、東堂はもう無理です。近距離であの火力は殺られる。
深海ふかみ みぞれ
『ですね…今思えば、開始の合図は飛ぶ瞬間に出ているので能力によっては飛ばされる前に攻撃も可能、やられました。』
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
敵は碑賀、四月一日、代々木先輩。潰しにいくなら代々木先輩のはこっちの能力で対抗できるから碑賀か四月一日が良いかと。
深海ふかみ みぞれ
『取り敢えず、合流しましょう。今から七佐ビルに向かうので本能寺さんは待機でお願いします。』
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
了解です。
そこで会話は終わった。

開始数秒でこっちが不利に。
てか、東堂が役立たな過ぎてイライラする。
何であんな使えないのが個人戦で生き残ったわけ?


ほんと、アイツユリの思考が分からない…
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
マジでうっざ…
そう頭を抱えていると、背後のドアが開いた。
三冠デパートから七佐ビルまでは大体10分はかかる。
呉みたいな能力じゃない限りこんな早くに着くことは絶対にありえない。
つまり、今後ろにいるのは深海さんではない。
となれば、背後は誰か。
飛ばされた方向と敵である碑賀、四月一日、代々木先輩の思考から考えて敵に対して1人で倒しに行こうと思い行動に移すのは…
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
………第2ラウンド?
碑賀ひが あずま
ああ。
碑賀東、こいつくらいだ。