無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第32話

XXの真偽 ⅩⅥ
ユリ
終わりかな?
つじ 林太郎りんたろう
んー、多分?葉月せんぱ〜い!!
くれ 葉月はづき
……はぁ〜い…
つじ 林太郎りんたろう
さっき、盛大に頭ぶつけてましたけど大丈夫ですかー?
くれ 葉月はづき
大丈夫じゃないよ〜…!!痛い、凄〜い痛い…!!
澄んだ空が綺麗〜…なんて、変なことを思いながら私は頭を押さえて涙目で上体を起こす。
つじ 林太郎りんたろう
な、涙目、なってますよ!
くれ 葉月はづき
泣きたくて泣いてるんじゃないの!!
辻君は笑うのを必死に堪えているようだが、私から見たらもう普通に笑っている。
ユリ
まだ戦う?降参?
くれ 葉月はづき
降参!!!
ユリ
おっ!じゃ、Aチーム全滅により、Dチームの勝利とする!
つじ 林太郎りんたろう
えっ、他の人達は?
ユリ
相殺!
くれ 葉月はづき
私と林太郎君だけだったの!?
つじ 林太郎りんたろう
嘘でしょ!?
ユリ
私が来た時にはもう2人っきり!
くれ 葉月はづき
えぇ〜!慎君と龍君は何してたんだぁ…
つじ 林太郎りんたろう
瑞樹先輩、吹っ飛ばされただけじゃん!
ユリ
あー、瑞樹君は葉月ちゃんので慎君達のとこ着いて、最後は龍君に鳩尾殴られ側頭部蹴られでまた吹っ飛んでたよ。
くれ 葉月はづき
フルボッコ…
ユリ
慎君と龍君は怪我とかで降参、瑞樹君は伸びて戦闘不能、実ちゃんはもう疲れたと降参。で、あと2人ってわけ!
つじ 林太郎りんたろう
うわ〜、僕と葉月先輩でかなり試合の時間延ばしちゃいましたね〜
ユリ
長いなーって思ったけど、最後が面白かったから良し!
くれ 葉月はづき
良しじゃない〜!
長い激闘の末、負けた私。

…血でぬかるんだ地面に足を滑らせて盛大に転んでブランコの柵に頭を強打したのが敗北理由だった。

とにかくもう凄い痛い、痛い以外に何も無い。

ずっと戦ってたからただでさえ疲れてたのにそこにあんなことが起きたらもう試合なんてしたくない。
ユリ
まっ、お疲れ様!次の試合までゆっくり休んでね〜!
そう言うと、ユリちゃんは選手入れ替えの為に指パッチンをしようと指を合わせる。
つじ 林太郎りんたろう
おっ、出来るようになったの?
ユリ
勿論!私、天才なので!
ユリちゃんは自慢げにそう言う。

そしてチッという音と共に私は競技場に戻った。
瀬戸口せとぐち りゅう
お疲れ様〜!
くれ 葉月はづき
あ、あぁ、うん!
ユリちゃん、確かに鳴ってはいたけどさ?

あの音って………“舌打ち”だよね?


答えを求めるように私は龍君に返事をしながらスクリーンを見る。

すると、最初の地点に立っていたユリちゃんはカメラ越しに私を見て笑いながら人差し指を立てて口元に当てていた…

























ユリ
それでは、第三試合!Bには成瀬冴羅ちゃん、福冨一霖君、草鹿春日君!対するEには深海霙ちゃん、本能寺千早ちゃん、東堂猛君!
福冨ふくとみ 一霖いちりん
“できる限り”頑張ろ〜!
成瀬なるせ 冴羅さら
お〜!私達なら“きっと”勝てますよ!
草鹿くさか 春日はるひ
……。
………凄い不安なんだけど大丈夫なのかな、これ。
ユリ
私か捺祢、必要?
成瀬なるせ 冴羅さら
多分、大丈夫!
本能寺ほんのうじ 千早ちはや
不必要。
ユリ
了解!じゃ、もう早速始めるよ?
深海ふかみ みぞれ
なんか他より進行、早くないですか?
ユリ
さっきの林太郎君と葉月ちゃんが長引いたからその分を巻かないと!
ユリ
よしっ!それでは、第三試合 B対E!よーい、始めっ!!
草鹿くさか 春日はるひ
え、早っ…
僕達が反論する暇もなく試合はスタート。

体が浮いて四方八方に飛ばされていく。

そして、飛ばされながらも僕は何回も何回も同じことを心の中で思った。
このメンバー、凄い不安なんだけど……