第85話

‥夜久only‥
53,463
2020/03/21 05:50
夜久𝓈𝒾𝒹𝑒.°



うっわ、まじか。





夜久「おい黒尾ふざけんなぁぁ!!」

山本「うらやまs__うらやましいですよぉぉぉ!」

海「言い直したのに結局言うのか」



ひとしきりボコボコにしたあと、黒尾が研磨に何か話しているのでふとあなたちゃんを見た。




うわ、顔真っ赤…………。






ズキ……






??





まただ。


なんか、黒尾とあなたちゃんが仲良くしだしてからずっと……。






『黒尾さんにも絶対認めさせてやります!』


応援したいと思った。心の底から、いいマネージャーだと確信した。


『やっぱり男の子ですね』


なんか複雑だったけど、胸の真ん中がうずうずした。


『野菜炒め作ってみました!』


リクエストに答えてくれて、なんか今まで食べたどの野菜炒めより美味しかったっけ。









いや、分かってんだよ。





俺だって恋愛初心者じゃない。





でもあなたちゃんとは、今日でお別れだから……。




それでも行動を起こした黒尾が、少しだけ羨ましかった。




俺も、連絡先交換するのは1番だったけど結局皆しちゃったし。




なんかアクション起こしとけば良かったのかなぁ……。





バスで移動しながら、メッセージを打った。


【最後、黒尾がごめんな笑色々ありがとな!】
既読がついて少ししてから、返事が来た。
【びっくりしたけど平気です笑笑音駒の皆さんとの合宿とても楽しかったです!いつも優しく接してくださった夜久さんのお陰です本当にありがとうございました🙇‍♀️また機会があれば、夜久さんに野菜炒め作らせてくださいね(^^)それにしても音駒の皆さんのバレーはとても安定していて引き込まれました!特にレシーブはしなやかでもう流石通称「猫」!って思いました笑その安定したレシーブの中で夜久さんはリベロという守備専門のポジションで一際素晴らしいレシーブを______】



夜久「ぶほぉっ」

海「?どうした?夜久」

夜久「……いや、なんでもねぇっ」



思わず吹き出したぞ……。

スクロールしないと読みきれないくらいバレーのことについて・・・・・・・・・・綴られていて、くよくよ悩んでいた自分がアホらしく思えてきた。






__次野菜炒め作ってもらう時は、何か進展していられるように頑張ろう。



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ここまでお読みいただきありがとうございました!


ゴールデンウィーク編終了です!!


あっ、勿論これからも果てしなく続いていくので(ラブも増し増しで😎)応援よろしくお願い致します(^^)

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