第125話

‥相談‥
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2020/03/25 12:46
武田「____というお話です」

あなた「…………」


2人からされた話は、想像もつかなかったものだった。


烏養「混乱するのも分かる。まだお前は高校1年生だしな」


あなた「…………はい」


武田「勿論、絶対にそうしろとも今すぐ決めろとも、僕たちに言う権利はありません。ご家族とも、できれば担任の先生とも充分に相談して決めてください。全ては岩泉さん、君が決めることです」


あなた「…………家族」


お兄ちゃんの顔が浮かんだ。


なんて言うかな、お兄ちゃん……。


烏養「でも、お前も薄々気づいてたろ。自分のことだしな」


あなた「っ、……」


武田「烏養くんっ……」


言葉に詰まる私を見て、戸惑う武田先生。

烏養コーチは笑って、澤村先輩と同じように頭を撫でてくれた。


烏養「お前にとっても俺達にとっても悪い話じゃねぇ筈だ。まぁとりあえず決めて、それから変わってもいいんだ。まだまだ時間はたっぷりあるからなぁっ!!」


あなた「…………はいっ」



コーチたちと話していたので、カゲくんには先に帰ってもらった。


お兄ちゃんに今から帰ると連絡してから、スーパーに寄ることにした。





おお。これは幻のぐんぐんゼリー……。

買うか。



なんて考えながらレジへ並ぶ。

丁度同じタイミングでレジに進んできた人とぶつかりそうになり、慌てて避けた。


あなた「すみませんっ先どうぞ__っ、松川くん?」

松川「……あ、あなたちゃん」




松川「今日、試合来ててビックリしたよ」

スーパーから出て、並んで歩く。

あなた「はははっ……キャプテンにめっちゃ怒られたよ……多分帰ってお兄ちゃんにもっかい怒られるぅ……」


うなだれると、クスッと笑われた。


なんか、松川くんってお兄ちゃんや徹くんにない大人な感じがするんだよなぁ……。

澤村先輩ともまたちょっと違う感じの……。


松川「なんか、怒られるにしても元気なくない?大丈夫?」

あなた「えっ……?」



松川くんは、そういうところに敏感だ。


私が中学生の頃、学校で英関係の嫌がらせを受けていた時お手伝いに行っていた青城で、1番に異変に気がついてくれた。



松川「気のせい……?」


顔を覗き込まれて、後ずさる。


あなた「……」



松川くんなら……。



あなた「あの、相談したいことがあるんだけど、いいかな?」





✂______________________



ここで作者からのお知らせです。



なんや早くあなたちゃんが何言われたか書きやがれと思っておられるでしょうがちょっとそれは置いといて(おい)




この物語は表紙も入りも西谷オチ感満載ですが、実はまだ誰とくっつけようかとか決めれていないのです。


いや勿論あなたちゃんと西谷先輩くっついてほしいよ??

でも……。

一途な英も

ひたすら癒しの研磨くんも

なんかちょっと意地悪な黒尾さんも

チャラ男改心(?)の堅治も

めっちゃ過保護になってきてるカゲくんも

好意を見せつつある月島くんも

お兄ちゃん感覚の徹くんも

なんか今出てきた松川くんも

これからどんどん登場する方々も…



魅力多すぎて選べんわ!!!


ってなった結果、とりあえずこのまま進めていきます(?)



勿論西谷オチもあり得ます。


もう皆平等にあり得ます。


でもまだ分からないというか……。


自分勝手な作者ですみません!!




これからも応援していただけると幸いです……。


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