『下、濡れてんじゃねぇの?』
「そんなすぐ濡れないもん…。」
『ふーん?』
“ 濡れていない ” と言っていたが、下着の上から指でなぞっただけでも分かるぐらい濡れている。
『本当は濡れてんだろ?』
「濡れて…な…ぁ…」
素直にならない彼女のショーツを脱がせ、直に指でなぞる。
『ぐちょぐちょじゃん。ほら。』
濡れた指を見せながら、俺はその指を舐める。
「ちょ…汚いから…。」
『綺麗に決まってんだろ。』
「そんな訳…ぁっ…ふ…ま… 」
『お前は、黙って感じてろ。』
たっぷりと蜜を指につけ、下の突起をゆっくりと撫でる。指が動く度、彼女は甘い声を出す。
しばらく撫でていると、喘ぎながら " 風磨。 "と、彼女が呼んだ。
『ん?』
「指…入れて…?」
『ふは。いつもより淫乱じゃん。』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!