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第17話

作詞のお仕事
時雨side
桃井里美
桃井里美
LINE『時雨ちゃん‼︎あのさ、歌手になりたかったんでしょ?昔』
彩芽時雨
彩芽時雨
LINE『ん?うんそうだけど…』
彩芽時雨
彩芽時雨
『なんで?』
ちょっといちいちめんどくさいのでLINE『』やめて『』だけにします。
桃井里美
桃井里美
『あのさ…作詞って言う仕事に興味ない?』


作詞…曲を作ってから歌うまでに必要となる歌詞を作る人…か
彩芽時雨
彩芽時雨
『なんで?』
桃井里美
桃井里美
『いや、さっき留衣に相談したんだけど作詞の仕事なら耳が聞こえなくても出来るんじゃないのかって言われて…』
確かに私は一回作詞家を目指した時もあった…




けど…
彩芽時雨
彩芽時雨
『私はもう音楽関係の仕事はしないって決めたから…ごめんね?』


だってこんな事したら歌いたくなっちゃうじゃん…

歌えないのに…





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さとみside



彩芽時雨
彩芽時雨
『私はもう音楽関係の仕事はしないって決めたから…ごめんね?』

時雨ちゃんからの返事は俺が予想していたことを全てひっくり返すようなことだった…


時雨ちゃんは唯一出来ると言ってもいい音楽関係の仕事さえもやらないと言うことは、もう夢は諦めたのか…
桃井里美
桃井里美
クソッ分かんねぇ…


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時雨side



私の兄も歌い手と言う仕事をしているらしい…

私も昔は兄の声に負けじと歌を練習してみんなに褒められた…

けど結果は報われない
歌手になろうと勉強したことが無駄に。
夢を追いかけて走り始めた私の足を何かが止めた…


医者には歳を重ねるたびに声も出なくなると言われた…言葉を忘れてしまうんだと…


あんなに夢中になって努力したのに、なんで私だけこんなことにならなきゃならなかったの…
彩芽時雨
彩芽時雨
ウゥッグスッ…
彩芽真冬
彩芽真冬
時雨…




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真冬side


僕は昔から負けず嫌いの妹が大好きだった。

なんでも僕に勝とうとして色々なことに挑戦して行っていた。

歌だってそうだ。
僕が歌ったことを真似して歌い、時雨の夢も歌手になりたいと言うほど歌が好きになっていた…


なのに…なのになんで…

僕は今歌い手として自分で言うのもなんだが、結構人気がある…

時雨を歌手になれば僕をも超えるかも知れない…そう思っていたのに…
彩芽真冬
彩芽真冬
なんも出来ないお兄ちゃんでごめんね?コソッ


時雨の耳には聞こえないが、それでもこれだけは謝りたい…

何も出来ないでただ見守るだけのクソ野郎でごめん…