かれこれ、1時間以上は書いてたなー
はじめ、喜んでくれるかな?
そんな不安をもちつつはじめの所へ行った
私は、手紙の読むために雰囲気から作りたい派だから夜空がとても綺麗な展望台に呼び出した
誘うことはできたがどのタイミングで読もうか…
まだ、計画は万全ではないが気持ちは十分ある
一応、思い出残し?のために畑のみんなに動画は取っといてねと伝えてある
多分、動画あげるんだろうなーw
そう、考えてるうちに、もう、夕方になってきた
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日も暮れ、辺りは真っ暗。
空にキラキラ光る星があった
後、1時間後は、はじめの誕生日だ
そろそろ本番だなーと思いながら手紙を読み直した
読み直しをしているとき声が聞こえた
もうすぐだ
こんなに緊張するのは受験以来かな
畑の皆もそわそわしてる
とか
とか
とか
とか、助言をもらった
私は、これまではじめにしてもらった分、この場を通していろんな思いを伝えたい
そう思い、展望台へ向かった
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展望台
頂上に着いた
パカッ
そこには、指輪があった
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ポタっ
あなたの頬に涙がながれた
はじめがあなたに指輪をはめる
月の光が反射して、指輪がひかってる
2人は夜の月に照らされながら抱き合った
その時、ちょうどはじめの誕生日だった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!