第45話

→39
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2019/02/13 13:48
You
ふぅー…書き終わった…
かれこれ、1時間以上は書いてたなー
はじめ、喜んでくれるかな?
そんな不安をもちつつはじめの所へ行った







You
はーじめ
はじめ
どうしたの?
You
今日ね、ちょっとここに来て
私は、手紙の読むために雰囲気から作りたい派だから夜空がとても綺麗な展望台に呼び出した
はじめ
あー、うん。いいよ
You
寒いかもだからちゃんと上着着てくるんだよ
はじめ
わかってるってー‪w
You
そう言って着てこないんだから‪w
You
(よし)
誘うことはできたがどのタイミングで読もうか…
まだ、計画は万全ではないが気持ちは十分ある
一応、思い出残し?のために畑のみんなに動画は取っといてねと伝えてある
多分、動画あげるんだろうなー‪w







そう、考えてるうちに、もう、夕方になってきた





────────────────────────



日も暮れ、辺りは真っ暗。

空にキラキラ光る星があった

後、1時間後は、はじめの誕生日だ
そろそろ本番だなーと思いながら手紙を読み直した
読み直しをしているとき声が聞こえた
はじめ
あなたー?
You
ん?
はじめ
いつ行くの?
You
あー、そうだったねー
You
いつ行きたい?
はじめ
いま!‪w
You
なら、行こっか‪w
はじめ
うん‪w
もうすぐだ
こんなに緊張するのは受験以来かな
畑の皆もそわそわしてる
だいち
あなた、頑張るんだよ
とか
ようへい
焦らずにね
とか
たなっち
あなたなら絶対成功するからね
とか
トマト
応援してます!
とか、助言をもらった
私は、これまではじめにしてもらった分、この場を通していろんな思いを伝えたい
そう思い、展望台へ向かった




────────────────────────








展望台
You
やっぱ言った通り寒かったでしょ?
はじめ
うん、めっちゃ寒い‪w
はじめ
よかった、上着持ってきて
You
私が言ったおかげだね
はじめ
うん、あなたにはいっぱい教えてもらうね
You
そう?‪w
頂上に着いた
You
はじめは、そこに立っててね
はじめ
うん
You
今から手紙読むから、じっとしてて
はじめ
わかった
You
えっと、はじめへ
はじめ
You
まず、私から伝えたいことがあります
You
私と出会ってくれてありがと
はじめと出会ったおかげで私の人生はがらっと変わり、苦しいと感じる事や楽しいと感じること嬉しいと感じる事が増え、前までは平凡だった日々が豊かになりました
You
はじめがいなかったら、私は今ここに存在しないと思います。
You
私は、もうはじめなしでは生きられない体質になってしまいました‪
You
でも、一つだけ直して欲しいところがあります
はじめ
…??
You
私がいないときに限って部屋を汚すのだけはやめて下さい‪w‪w
はじめ
あ…‪w
ごめん‪w
You
それ以外は完璧なので、はい。
はじめ
‪w‪w
You
まだ、まだありますからね
はじめ
はいはい
You
これから、私もはじめにあった人になります
You
まだまだ未熟者ですが、よろしければはじめの隣にいさせてください
はじめ
…あの、俺からもひとついい?
You
え、うん、いいよ
はじめ
突然なんだけど…
パカッ



そこには、指輪があった
You
…え?
はじめ
俺も、一生あなたの隣にいたいです
はじめ
なので、もしよろしければ結婚してください






.
ポタっ
あなたの頬に涙がながれた
You
ほ、ほんとに?ほんとに言ってんの?
はじめ
だって、ほら。指輪あるやん‪
You
はじめ
返事は?‪w
You
お、お願いします…!!
はじめ
成功してよ、かったぁぁぁぁ‪w‪w
You
え、え、嘘。やばい
はじめ
ほら、あなた
はじめ
手、出して
You
う、うん
はじめがあなたに指輪をはめる
You
わぁ、、綺麗…
月の光が反射して、指輪がひかってる
はじめ
俺、あなたのためにこれから頑張るから。隣で見守っててね
You
もちろん!私の一生の仕事ね!
はじめ
よろしく、あなた
You
うん、よろしくね







2人は夜の月に照らされながら抱き合った










その時、ちょうどはじめの誕生日だった







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