第16話

禁断の恋 8話
4,254
2021/05/20 12:06
happy endがすごく多かったので





happy endにしようと思います



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あなたside
キッチンで泣き崩れた後、


私は思い切ってドラケンに電話した


プルルルプルルル ガチャ
ドラケン
ドラケン
あなた...か?
あなた

....うん...そう

ドラケン
ドラケン
こんな時間に..どうしたんだ?
あなた

あのね

私は心の奥底にためていた


マイキーへの思いを全て


ドラケンに吐き出した....
あなた

小さい頃からずっと一緒にマイキーと過ごしていつの間にかマイキーが隣にいない生活は考えられなくて、女の子と一緒にいるマイキーを見てるとすごく胸が苦しくなるんだ...この気持ちの正体も少しずつわかってきて、恋だって気づくのに時間は掛からなかったんだ...

あなた

気づいた時からもう気持ちの制御が難しくてグスッマイキーを誰にも取られたくなくて...グスッその気持ちを抑えるのに必死で....

あなた

こんな姉がグスッいたら

あなた

マイキーが....

ドラケン
ドラケン
あなた....
ドラケン
ドラケン
マイキーはあなたのことをすごく大事に思ってるぞ
ドラケン
ドラケン
ただの姉じゃなくて一人の女として...
あなた

違うよ...私の勝手な気持ちが

ドラケン
ドラケン
違うのはお前だ!!
ドラケン
ドラケン
マイキーによく相談されていた俺にはわかる、マイキーはあなたのことが好きだ
あなた

....

ドラケン
ドラケン
本当にあなたもマイキーが好きなら自分の気持ちを否定せずに素直にマイキーに伝えてこい
あなた

うん...ドラケン..ありがとうグスッ

ドラケン
ドラケン
おいおい泣くなよ
あなた

な...泣いてないもん!

ドラケン
ドラケン
じゃあマイキーに伝えてこいよ
あなた

うん

プツピーピーピー
あなた

マイキーに伝えに行こう

私は急いで立ち上がり


マイキーがいる寝室へと向かっていった
ドラケンside
マイキーがあなたを探しに行って


何日か経ち...ある日の夕方頃


一本の電話がかかってきた


相手はあなただった
ドラケン
ドラケン
あなた...か?
あなた

....うん...そう

それからは....


あなたの思いを受け止めるので精一杯だった


俺が想像していた以上にあいつは


マイキーのことを自分のことよりも


考えて悩んでいたのだと思った







あいつは人一倍責任を感じるから


たまにこうやって話さなきゃいけなかったのに


俺はここ数年あいつの話をしっかり


聞いていなかった....


あなたの話を聞いていると


話をしっかりと聞かなかった自分を


殴りたくなってきた....


もう後悔しても遅いことは分かっていた


だから少しはあいつの背中を押せる


言葉を探してあいつに言った








あいつはマイキーの思いに素直になる


決意を固めたようだった....








もう後は二人に任せてもいいだろうか?





俺は




この数年間の両方思いが終わりを告げた








                ....ような気がした


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