第17話

禁断の恋 9話
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2021/05/23 09:48
あなたside
ドラケンとの話を終えた後


私は急いで寝室に向かった


寝室にはマイキーがいる.....










   ....私はそう思っていた
けどマイキーは寝室にはいなかった


窓の方を見ると扉が空いていて


マイキーが出て行った形跡があった


私の家はマンションの2階なので


マイキーが飛び降りるには大丈夫な高さだった...


私は急いで玄関から飛び出し、


全速力でマイキーを探し回った






そしてマイキーを見つけることができた...


でも...マイキーの様子が変だった


私は嫌な予感がした...


そして私の嫌な予感は的中した...


マイキーが赤信号を、無視して


横断歩道を渡ろうとしていた


しかしすぐ横から大きなトラックが


向かってきており....それにマイキーは


気づいていないようだった....


私は急いで走り咄嗟にマイキーの


体を歩道へ押した....







キキーー バンッッッ
誰かが叫んでいる
モブくん
おいっ誰か救急車ー!!
モブちゃん
きゃー!!
人が人が!!!
ザワザワザワザワ
マイキー
マイキー
あね...き...?
私の意識はそこで途切れてしまった....
マイキーside
姉貴に振られてから


泣き崩れていても仕方ないと思い


姉貴の家から出ようと考えた


けど、姉貴の家から出るには


キッチンを通らないと行けなかった


だから俺は窓から身を投げ出し...


姉貴の家を出た




それからケンチン達のところへ


向かおうと思っていると


急に頭痛がしてきた...きっと熱が


また出てきてのだと思った....





しばらく歩いていると


流石に意識が朦朧としてきて....


きちんと周りを見ていなかった


そして、誰かに体を押されて


俺は歩道に投げだされた


俺の後ろでは....











頭から沢山の血を流している姉貴がいた....


俺は状況が掴めなかった....
周りの人がザワザワしている中....


俺は一人....放心状態だった





車に引かれた?あの姉貴が?


俺の大好きな....あの姉貴が?





俺の頭は理解ができていなかった




そして救急車が来るまで俺は


姉貴のそばで涙目になりながら...叫んでいた
マイキー
マイキー
グスッグスッ"あ....姉貴ー!!
マイキー
マイキー
"あああああ"!!!!!!!















           姉貴を抱きしめながら.....
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もうすぐ禁断の恋完結....?




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