第14話

山田涼介 ︎︎☺︎夜中の8時
4,861
2019/03/29 09:00







グイッ()
















後ろから引っ張られた。
















勢いと共に後ろをむくと、






そこには




黒いフードに マスクを被った明らかに怪しい人。















その直後 その男はニヤリと笑ってこう言った。














男『好きだよ…』












初めての事で





私は怖くなり、





急いでその手を振り返し












わけも分からず、全力で走った。



















「ハァハァ…」




















私ともに男の人も追いかけてくる。
























「涼介…助けてッ…」

















不意に私の口からは涼介の言葉がもれていた。































「ハァハァッ」






























角を曲がろうとした時




















またしても、手首を掴まれた。






















゛終わった ゛







と思いながらその相手を見ると














黒いパーカーにフードを被っていた

























涼介だった。


















「涼介ッ!」





























涼介「うるせぇッ。」
































掴まれていた手首によって

涼介に抱き寄せられた。




























涼介「これでちょっと我慢してろ。」ボソッ
















そう言われ、




キス をされた。





















その衝撃で涼介のフードがとれた。




























その状態でいると角から男が走ってきた。













男「ッ…。他に男いんのかよッ…。」




















そういって、私のあとをつけていた男性が走って逃げていった。






































「も、う…行ったね…」































涼介「だ、大丈夫かッ?怪我とか、触られたとかッ?!」




























「ありがと…。大丈夫ッ。」
















「怖かったッ……」













私は地面に座り込んだ。



















「腰抜けたかも…」

















涼介「大丈夫か…?」






















「涼介にメールしても既読つかなくてッ…焦ったァ、、」

























立っていた涼介が私に合わせてしゃがんでくれた。















涼介「既読なんてつけてる場合じゃなかったからッ。急いで走ってきた」




















「ありがと…涼介」


























涼介「あなた。ん?」



















涼介がそういって私の方向に背中を向けた。
















「どうしたの?」























涼介「地面に座ってると汚いし、子しか抜けてるんだろ?おんぶして帰ろ。」

























「いいの…?」























涼介「そのかわり、、条件がひとつ」





















「なに…?」























涼介「あなたの家泊めてッ?」




























「うんッ!。」







涼介「じゃ、帰ろっかッ」





涼介は私をおんぶして家まで送ってくれた。

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