ねぇ、えいじくん
私もえいじくんの事
えいちゃんって呼びたいな
えいちゃんー!って
手を振りながらえいじくんに向かって走りたいな
自分でも信じられないくらい好きなんだと思う
叶わないって事は重々承知の上で伝えたこの気持ち
えいじくんにちゃんと届いていますか?
私の先は長くないのは知ってる。
だからこそ、あの話を聞いた時戸惑った。
未来にこだわる姿を見て
親近感を感じていた。
どうかな、私。
えいじくんの隣に…心に居たい。
ダメかな?
ごめんね、迷惑だよね。
それに、これを見てくれる頃には
青くて広い空になってるね。
でも、君の心に私を上書きする事になるね。
ごめん。
少しでも君の頭の中が
私の色で染まってくれたことがあったのなら…
それだけでいいかな。
私のことは綺麗さっぱり忘れてください。
私は君の事が大嫌いです。
世界で一番大嫌いです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!