ザワザワと言う声が沢山ある。
クラス発表の紙が壁に大きく貼られている。
たくさんの人が集まってくる。
こんな当たり前のように話す会話が聞こえてくる。
沢山の人は友達等と貼り紙を見に行く。
私はチラリと張り紙から自分の名前を見つけると、スタスタと階段を上っていく。
教室のドアを開けて机から自分の名前を見つけると、その机に座り込む。
どうせ1人。また楽しくない一日が始まる。
誰かと一緒になりたい。誰か話しかけてよ。
どうして私が話しかけても人は軽く流すのだろう。
自分で名前呼びするんだ…しかもまなみだからまなとか…正直言って6年にもなってやるのはやばいなぁ…
悪い癖だ。
それから私は2人に付きまとうように一緒にいた。
話しかけてくれる人なんて、ちゃんと会話してくれる人なんて、中々いないから…チャンスでしょ…?
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。