やっと忙しかった朝も終わり、お昼まで時間がある。
ランチの材料の調達を終え、久しぶりに実家に行ってみた。
私の家は、この街でも有名な神社。
私はならなかったのだが、毎回家族の誰かが後を継ぐため巫女になる。
それを今は妹がしている。元々の夢だったそうだ。
私がやらないと言ったら喜んで引き受けてくれた。
♬〜
いつも通り。
今の時間は丁度、練習をしているところだ。
私のいることに気づいたのか、妹・シアンは駆け寄ってきた。
この可愛い子は💕
いつまで見ても飽きないわ〜
本当は早く帰っときたいけど…無邪気で可愛い妹に負けて少しだけ寄ることにした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。