グクstory

昨日の夜、僕はあなたさんに謝りに行った

酷い事を言ってしまった事
あなたさんを傷付けてしまった事


ちゃんと言葉にして謝らないと…
そう思ったから



でも、いざ謝ろうとすると上手く言葉が
出なくて


でも、勇気を出して謝った



僕の目にはいつの間にか涙が出ていて、、、
そんな自分が嫌になった

そんな、僕にあなたさんは優しくて
声を掛けてくれた

そう、優しくて微笑み掛けてくれる笑顔が
どこか悲しいそうだったけど


その事よりもその後の言葉の意味が
分からなかった

えっ？


慣れてるって何に？


虐められる事に？

そんな疑問が頭をよぎったけど
 
あの言葉の答えを聞く前に、あなたさんは
部屋に入ってしまった



 






 

 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


翌朝

今日は、朝から収録があったからか

皆、いつもより早くリビングに集合していた

 
いつも見たいに、騒がしい空間

皆、笑っててそれぞれの事を話してる

 

でも…そんな空間が一気に冷めた





ｶﾞﾁｬﾝ



皆の目線の先に居たのは…

あなたさんは

オーバーサイズの白いワンピースを着ていた  

 
けど…


その腕には、黒いリストバンドがしてあった


オシャレとして付けているなら、あまり
統一感のない組み合わせだな…

ﾞ
なんて、思っているとあなたさんが声を出した

冷たい空間に響く声を

ヒョン達は待ってましたと言わんばかりに
 
話し出す

気だるそうな、低いヒョンの声が響く





流石にヒョン達もユンギヒョンに怒られるのは
怖かったのか



そそくさと、自分の支度を始めた

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

各自、支度を終えて車に乗り込もうとした時

そんなに、あなたさんを傷付けないであげて…


なんて…僕には言う事が出来ない


せめて出来る事は…

この会話をヒョン達はどんな顔で
見てるんでろう…
  

きっと驚いた顔で



でもどこか嬉しいそうな顔で



見てるだろうな…





ヒョン達、僕は知ってるよ？

何でヒョン達があなたさんを虐めるのか