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あなたside









あなた「…やっば、そろそろ帰んなきゃ」



みんなと楽しくお喋りをして、

気付けば時計の針は22時を回っていた



紫耀「え、帰っちゃう？」

あなた「ん、明日予定あるから」

あなた「みんなは仕事でしょ？」

廉「まぁ、昼からやけどな」

紫耀「送ろーか？」

あなた「車なの」

紫耀「えぇ😔だからお酒飲まなかったんだ」

あなた「歩くの面倒で…(笑)」

紫耀「〜〜😔😔」

あなた「紫耀くん、ごめんね、拗ねないで」

紫耀「ん、ガレージまで送る」

あなた「ありがと」

岸「また来いよ〜」

海人「またねー！」

あなた「おじゃましました☺️」




紫耀くんと話しながら少し歩いた

が、ガレージにはすぐに着いてしまった




あなた「次は歩いてくるね」

紫耀「んーん、次から俺が迎えに行く」

あなた「…(笑)」




まだ別れるのが名残惜しくて

会話を探してしまう




あなた「ね、１ヶ月経ったね」

紫耀「すっごい早かった」

あなた「うん…(笑)」

紫耀「ごめんね、あんまり会えなくて」

あなた「ううん、仕事だし…」

あなた「でも電話してくれたり、時間できると短くても時々会ってくれるじゃん？」

紫耀「俺も会いたいから」

あなた「そういうのも全部嬉しい」

あなた「紫耀くんの彼女になれて幸せだから、謝らないで」

紫耀「…１ヶ月前より今の方が好き」

あなた「……///」

紫耀「あ、前も好きだけどもっと好きって意味だからね？」

あなた「うん、大体わかる…(笑)」

紫耀「そ？よかった」

あなた「でも、私の方が好きだよ、多分」

紫耀「は？(笑)」

あなた「じゃあそろそろ帰るね」




紫耀「あなた」




突然名前を呼ばれ、振り向いた


と同時に、


最強（訳 : 紫耀くん）の顔面が視界に入る


気付けば、私の唇は塞がれていた






あなた「……」


紫耀「キス、しやすい身長差なの、知ってた？」


あなた「〜〜！！///」

あなた「もう！知ってるけど……！！」

紫耀「あなた、好きだよ」

あなた「…わたしも好き……」

あなた「でも…不意打ちは…ずるい…」


紫耀「…じゃあ不意打ちじゃなくてするから目瞑って」


あなた「！？」

あなた「…う、うん……」





言われた通り、目を瞑って

紫耀くんからキスされるのを待つ




…待つ………けど…………





あなた「…？？？」






来ないじゃん






ゆっくり、こっそり目を開けてみると






紫耀「…///」






あなた「紫耀くん？」

紫耀「ちょっと…タイム……」

あなた「？？？」

紫耀「俺が悪いんじゃないから！」

あなた「はぁ？(笑)」

紫耀「あなた、自分どんだけ可愛いか知ってる？」

あなた「……は？」

紫耀「はぁ〜〜」





え、何、お預け？


嘘……



不意打ちとか…だって…あんま、記憶が……






あ、でも多分、柔らかかった






幸────────







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