第23話

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2020/06/03 00:00
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あなたside



昨夜、

私は紫耀くんの看病をしながら寝落ちした…らしい

好きな人の部屋に一晩中いたってこと…?

今更照れ臭くなり、頬が緩む



海人「何ニヤニヤしてんの?」

あなた「!?」

岸「なんかいいことあったんスカ!」



リビングに降りると、5人もいた


あなた「え…おはよう、みんな早いね…?」

岸「俺らも紫耀のこと心配だし」

海人「あなた1人に看病させるわけにもいかないしね」

神「よく眠れた?」

あなた「えっ…あ、うん」



紫耀くんの部屋で寝落ちしてニヤついてました

なんて口が裂けても言えないな



あなた「それよりみんなありがとう」

岸「いーって!」

海人「じゃーん!俺特製のおかゆ!」

あなた「紫耀くんきっと喜ぶね☺️」

廉「そう?あなたのおかゆの方が…」

あなた「え?」

玄樹「まぁ持って行ってみようよ」



────



紫耀side



コンコン


紫耀(あなた?早いな)


扉を開けると、


廉海岸神玄「しょ〜、だいじょーぶ?」


全員いた


紫耀「お、おう、だいぶ」

あなた「海人がね、おかゆ作ってくれてたの」

紫耀「マジ?」

海人「マジ!紫耀チャンへの愛のおかゆ!!」
海人「これ食べて元気出して!!」

紫耀「おいしそーじゃん!ありがとな」

廉「ほんまはあなたのおかゆのが良かったやろうけどな」

あなた「…?」

紫耀「廉は一回黙っとれ」

あなた「さっきから何言ってんの?」

玄樹「あなたは気にしなくていいんだよ☺️」

岸「俺らの朝飯はあなたに作ってもらうか!」

海人「さんせーい!腹ぺこ!」

あなた「はいはい(笑)」



いーなぁ、俺も食べたいなぁ

とは思ったが、そんな食欲はない


それに、海人のおかゆ、めちゃくちゃ美味

早起きして作ってくれていたことも素直に嬉しい


紫耀「俺はもうちょっと寝とくわ」

紫耀「海人、ありがとな」

海人「うん!おやすみー」


あなた「お昼ごはん、食べたいものあったら言ってね」

紫耀「あんま寝てないんじゃないの?休んだら?」

あなた「平気!紫耀くんこそ早く元気にならないと、明日お仕事でしょ?」

紫耀「…分かった」



一晩中、俺の部屋にいたよな?

風邪移ったりしてねーよな……?





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