第11話

602

2020/05/13 00:00

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あなたside



廉「へぇ、ええとこに住んでるやん」


あなた「！？！？」


視界の先に現れた人物に驚き、
咄嗟に側にあった木の陰に隠れた

芸能人に詳しい方でもなければ
熱狂的なファンでもないが
さすがにテレビで見たことがある人の判別はつく


あなた（な、なんで…）

あなた（確か……ナガセ…レンくん……）



木陰から覗くと、紫耀くんも車から降りてきた。



紫耀「そろそろ来ると思うんだけど」

廉「どんな子やろなぁ」

紫耀「いい子だよ」

紫耀（…ってあれ……あなた…？）

.
.
.

あなた（え、今紫耀くんと目合ったような…）


と同時に、彼は歩いてこちらに近づいてきた。


紫耀「久しぶり(^^)」

あなた「ひ、久しぶり…」

紫耀「こんなとこに隠れて何してんの？(笑)」

あなた「や、永瀬廉くんがいて……」

紫耀「どうしても来たいって聞かなくて(笑)」

紫耀「紹介するよ、行こ？」

あなた「うん…」

.
.
.

紫耀「れーん、連れてきたー」

廉「お〜この子があなたか〜」

廉「俺のこと知ってる？永瀬廉！よろしゅう！」

あなた「知ってます…日向あなたです」

廉「そんな緊張せんでええで(笑)」

紫耀「俺と初めて会ったときはもっとガミガミしてたのに(笑)」

あなた「！？」

廉「そらおもろいわ(笑)」

あなた「ちがっ、ほんとは人見知りなの！」

紫耀「嘘やん(笑)」

あなた「マジなんだけどな…」

紫耀「とりあえず行こっか(^^)」





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