第38話

38
422
2020/07/11 00:00
°



紫耀side





☎︎



紫耀「もしもし?」

神『おはよー』

紫耀「おはよ」

紫耀「帰れなくてごめんなー」

神『あ、帰ってないの?』

紫耀「え、気付いてないの?(笑)」

神『あなたが迎え行ってそのあと割とすぐ寝たから』

紫耀「あー、そうなんだ」

神『え、ってことはあなたと一緒!?』

紫耀「そうなんだけどあなたが熱で………




と、言葉を言い終える前に電話口からは


「エーーーーーッ!!!!」
「おまえらもうそんな関係!?!?」
「いつの間にそうなってんだよ!!!!!!!」
「紫耀のエッチ!!」


などと喚き散らしている成人男性が約4名



紫耀「あなたが熱出してさ」

神『え?何?ごめんうるさくて聞こえない』

紫耀「だからー、あなたが熱出して倒れてんの!(大声)」

海人『それを早く言ってよ!!!!!!』


と、突然登場してきた最年少髙橋海人


紫耀「うわ、海人かよ」

海人『大丈夫なの!?』

紫耀「あー、昨日よりはだいぶ良さそう」

神『電話返して』

海人『あーごめんごめんー』

神『こっちは大丈夫だから、あなたの側にいてやってー』

紫耀「お、おう」

神『じゃーまたなんかあったら連絡しろよ』

紫耀「サンキュ」




部屋に戻ると、あなたは起き上がっていた



紫耀「え、寝てろよ」

あなた「これくらい平気だよ」
あなた「ねー朝ごはん何もないや」

紫耀「なんか食べたいのあれば買ってくるけど」

あなた「ん?紫耀くんが食べたいかと思って」

紫耀「嫁か」



と、ナチュラルに突っ込んでしまい、あなたを見ると赤面

熱のせい……?では、ないよな



それに俺の顔も多分そんな感じ…………

落ち着け、紫耀



紫耀「コンビニ行ってくるわ」

紫耀「あなたは寝てろよ」

あなた「う、うん、わかった」






°

プリ小説オーディオドラマ