第8話

8 番外編
647
2020/05/09 08:00
°


番外編《名探偵永瀬廉》

廉side




30秒前、紫耀は謎の誰かさんに電話をかけに行った。



海人「ね!誰かな?」

玄樹「隠すってことは女の子でしょ〜♡」

神「女の子なのは間違いなさそうだよね」

岸「エッ、そうなん?」

廉「優太は鈍すぎやねん」

廉「なぁ、賭けへん?(笑)」

海人「いいね!」

玄樹「何賭ける?」

廉「じゃあ〜、紫耀から焼肉権な」

岸「爆」

玄樹「じゃあドラマのスタッフさんに一票」

海人「ヘアメイクさんに一票!」

神「学生時代のクラスメイトで現在OLに一票」

廉「やたら詳しいな(笑)」

廉「俺はー……」


.
.
.


突然ですが、ここで永瀬名探偵の推理タイム




紫耀は一体誰のことで悩んでいるのか────


電話かけることにめちゃめちゃ抵抗あるようやったな

恋愛やと攻めのタイプの紫耀が……?

まぁ恋愛かどうかは分からんけど、
十中八九そんな感じやろ

俺らにも言えへんってことは結構大事やで

簡単に思いつくような人ではないな

ってことは芸能関係者はなしか

めちゃめちゃ権力者とか、財閥の御令嬢とかやろか?

いや待って、それはそもそもどこで出会うんや

仮に出会ったとして、
俺ら一応ジャニーズやし写真でも撮られたらー
とか考えたら易々と電話番号なんか教えられへんな

出会いやすいのは声かけてくるファンの子やけど…

ファンの子〜?なんかしっくりきぃひんわ

めちゃめちゃ歳上のおねー様か
めちゃめちゃ歳下のちっちゃい子とか?

イメージは歳上やんな

ま…まさか既婚者…!?

いや、もし恋愛やないならその可能性もあるけど
恋愛なら紫耀に限って不倫はありえへん

ごめんな、紫耀、変なこと考えて( ̄▽ ̄)





あ、


そういえばこの前女子大でイベントする言うてたやん


.
.
.



廉「女子大生に一票」

岸「えー!じゃあJKに一票!!」

廉海神玄「(引)」

岸「えっ、何?」

廉「あとで紫耀に言ったろ(笑)」

岸「ヤバイ?待って、ヤバイか、キレる」

廉「いーや、もう言うって決めた」

岸「廉ン!頼む!勘弁して!サッセ!」



この賭け、俺の勝ちや



紫耀「ただいま…」

海人「おかえり!どうだった!?」

紫耀「出なかった」

神「その人何やってる人?」

紫耀「大学生…………あ」


ほれみてみぃ


廉「ほ〜〜😏」

海人「え!そうだったんだ!!」

紫耀「バレた…」

.
.
.

海人「実は賭けしてたの!」

神「紫耀の電話の相手は誰かって」

紫耀「俺で遊んでんな(笑)」

廉「見事俺の勝利や、紫耀、焼肉楽しみにしてんで」

紫耀「!?!?俺が奢るん!?!?!?」

紫耀「ちなみにみんななんて言った?」

海人「ヘアメイクさん!」
玄樹「ドラマのスタッフ」
神「元クラスメイトで現在OL」
岸「じ…ッダァッッ」

紫耀「は?(笑)」

廉「じぇーけーやで」

紫耀「げ、女子高校生の?」

神「そうだよ」

紫耀「岸くん俺のことそんな風に見てたんだ☺️💢」

岸「紫耀ッ!マジでそんなつもりじゃ!!」


海人「さすがに未成年でしかもJKはねー?」
玄樹「一歩間違えれば刑務所行きだもんねー」
神「大人の男は多分卒業するの待つよね」
廉「それを既に片足突っ込んだみたいに言ってさぁ」


岸「みっ、みんなして俺を売るなぁぁぁ!!!!」




あーおもろ、優太弄るんは至福や

焼肉楽しみやなぁ




°

プリ小説オーディオドラマ