第75話

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2020/10/18 00:00
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あなたside







紫耀「幼馴染で元彼…」

あなた「うん」





綾と付き合っていたこと、

アメリカに行って音信不通になったこと

紫耀くんにきちんと話した





紫耀「で、なんでRYOくんのこと考えてたの…?」

あなた「…わかんない」

あなた「もうどうでもいいのに…」

紫耀「…」





紫耀くんの表情に翳りが見えた気がした



私、何言ってるんだろう

これじゃまだちょっとでも気持ちがあるみたいに聞こえちゃう







でも、




紫耀「好きだったとき気持ち、思い出したりした?😏」




そう聞いてきた紫耀くんは、

なぜか不敵な笑みを浮かべていた







勘違い…?







あなた「そんなこと絶対しない」

紫耀「俺もさせないよ(笑)」







どうして笑ってるの…?


余裕…なの……?







あなた「……///」







信じてもらえてるような気がした








あなた「ほんとに紫耀くんが好きだから…大丈夫」

紫耀「よかった☺️」

紫耀「俺もあなたのこと好きだから戻ってほしくない」

あなた「うん、戻らない」

あなた「でも余計なこと考えちゃってごめんなさい」

紫耀「うん…それはお仕置きいるよね」

あなた「え………」










「目閉じて」



耳元で囁かれ









今度こそ、唇を重ねた










何度も











まるで何か、


彼の心を乱しているものを掻き消すかのように










『紫耀くん、本当は不安なの?』











でも


私を信じようとしてくれている彼が


世界で一番愛おしい





そんな彼を私は絶対に裏切らない







大好きな紫耀くんだから


あのとき私がしたような、あんな想い、


絶対にさせない







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