第6話

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2020/05/08 08:00
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紫耀side



今日はメンバーとダンスレッスンの日。



で、ただ今休憩中。



海人「そういえば、返信きた?」

紫耀(げっ……)

岸「何のこと!?」

廉「あ〜紫耀のやつか」

紫耀「おい、それ言うなよ(笑)」

玄樹「内緒の話?」

神「仲間外れとかいやん」

紫耀「じん…キャラ……」

紫耀「俺がある人に電話かけるか迷ってた話」

海人「結局俺の名案でLINEにしたんだけどね!」

廉「自分で名案言うなや(笑)で、どうなん?」

紫耀「返信も何も、まだなんも送ってない」

岸「紫耀〜、それはいけん、初対面の人には挨拶するのが礼儀ってもんよ」

紫耀「岸くんに正論言われると思わんかったけど…(笑)」

岸「エッ」

廉「もう追加してもーてるんやから早めにしぃや」

神「『まだなんも』ってことはするんでしょ」

紫耀「するする」

岸「するんかい!」

紫耀「ちょっと考えてたことがあっただけ」

廉「どうせ、『どこまで関わってええんやろか〜〜』とかやろ」

紫耀「そんな感じ(笑)」






岸「紫耀、やっぱ電話かけたら?」






岸くん…突然何を……………



紫耀「なんで?(笑)」

岸「俺ね、その相手の人の気持ちになってみたの」

岸「もし相手の立場が自分だったらって思って?」




相手の立場が、自分だったら…

俺が、自分の電話番号を人に教えるってこと…だよな



岸「紫耀はなんでその人に電話番号教えた?」




話してみたいとか仲良くなりたいとか………

って………



紫耀「…なるほど」



なんだ、そういうことじゃん

色々余計なこと、気にしすぎてただけか────



紫耀「岸くんありがとう!電話する!」

岸「おう!」

廉海神玄(岸くんが核心をついた……)





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