「何何何何何何ィィィ~!!!」俺は叫んだ。足元が歪み、天井はいろんな色が混ざった光がコロコロ変わっていた。「俺どうなるのォォォ~!!!」すると足元が泥のようになり足が沈み始めた。「俺死にたくないよォォォ!!」そう叫んだ瞬間俺は目が覚めた。目の前には、炭治郎がいた。「善逸、大丈夫か?さっきから眠りながら泣いていたぞ、何かあったのか?」炭治郎は俺を心配そうにこちらを見て言った。「炭治郎、あの鬼は?倒したのか?」鬼の音がしなかったので疑問に思い炭治郎に聞くと、「善逸………気づいて無いのか?あのあと、善逸が一瞬であの鬼の首を斬ったんだ」炭治郎が不思議そうに言うと「えっ?俺が炭治郎、俺を騙そうと思ってるだろ?」俺は少しきれながら言うと炭治郎がおどおどしていた。「そうだ善逸、伊之助の所に行こう禰豆子も待っているぞ」炭治郎が今思いだしたかのように言った。「禰豆子ちゃんの所に行くぞ!炭治郎!」そういってここを後にした。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。