第43話

《番外編》松村北斗の過去
1,592
2020/04/17 00:33






















数年前


























パシャッ…パシャッ…パシャッ……………




















カメラマン「北斗くん、いいよ~」





















パシャッ…パシャッ…パシャッ…パシャッ…





















カメラマン「はい、OK~」






















スタッフ「本日以上になりまーす」



















北斗
北斗
お疲れ様でーす















北斗
北斗
〇〇さんお疲れ様でした









カメラマン「おつかれ、次もよろしくね」











北斗
北斗
はいッ(ペコッ






















飛ばします




























車内

































マネージャー「北斗、おつかれ」














北斗
北斗
うん…_フゥ














マネージャー「大丈夫?」
















北斗
北斗
ちょっと疲れてるだけ…









マネージャー「そっか……あ、〇〇さんが言ってたよ」










北斗
北斗
え?







マネージャー「オーディションあるけど出てみないかって」











北斗
北斗
〇〇さんが審査員?










マネージャー「う、うん」














北斗
北斗
受けるよ











マネージャー「分かった…でも無理すんなよ」













北斗
北斗
平気……あ!ここで降ろして









マネージャー「え?まだ北斗の家まで…」












北斗
北斗
いい、たまには走って帰る













マネージャー「あ、そう……おつかれ」
















北斗
北斗
お疲れ様



















バタンっ!(車のドアを閉める
























マネージャー「心)…大丈夫かなアイツ」






























北斗side



















マネージャーは上手く巻けたか…


















先生のとこまで走ろう































飛ばします

























北斗
北斗
ハァハァハァハァハァ……














マスクのまま走るのはキツい



















前より体力が落ちた気もするし




















着いたのは都内の某ビル
















"薬"が切れたから貰いに来た






















(エレベーターで9階まで























1~8階までは反社のオフィスとか如何わしい店とか






























到着


















北斗
北斗
こんばんは











闇医者「お、ほくほく」

訳:〈お、北斗じゃん〉















北斗
北斗
すみません、突然











闇医者「問題Nothing座ってちょ」

訳:〈大丈夫だよ、座って〉














北斗
北斗
はい、






闇医者「どーう?あっしの特製薬の効果~」

訳:〈どう?薬の効果?〉










北斗
北斗
んー……













闇医者「何何?即答で"めっちゃいいですわ!"って言わせる薬しか出てないんだけど~」

訳:〈え?良くないの?〉

















北斗
北斗
………もっと強いのあったりします?

















闇医者「(╬⁽⁽ ⁰ ⁾⁾ Д ⁽⁽ ⁰ ⁾⁾)」

訳:〈(╬⁽⁽ ⁰ ⁾⁾ Д ⁽⁽ ⁰ ⁾⁾)〉




















北斗
北斗
なんスか?笑その顔










闇医者「いやぁ…ほくほく北斗がそのようなことをほざくなんて…」

訳:〈北斗がそんなこと言い出すなんて〉













北斗
北斗
なんか効果薄いような気がして…









闇医者「んー…なくないわけではなくもないけど」

訳:〈あるよ〉












北斗
北斗
(ニヤッいくらですか?











闇医者「じゃあ…5億」

訳:〈15万〉














北斗
北斗
分かりました









闇医者「既に依存しちゃってる系男子ね」

訳:〈もう依存してんね〉











北斗
北斗
なんか…日々の生活に刺激がないんですよね









闇医者「私買ったわよ、ちょい前の貴様の写真集」

訳:〈先週発売された北斗の写真集買ったよ〉












北斗
北斗
wwありがとうございます










闇医者「顔痩せたわね」

訳:〈顔が死んでる、薬の影響で〉















北斗
北斗
え?













闇医者「ちょっっっっっとだけヒカエタラ?」

訳:〈ちょっと控えたら?〉


















北斗
北斗
………無理















闇医者「貴様はそう言うよな」

訳:〈そう言うと思った〉

















北斗
北斗
……………









闇医者「上手くやんなさいな、はい(薬を渡す」

訳:〈バレないようにしろよ〉













北斗
北斗
ありがとうございます…(15万を渡す




















(15万を金庫に入れる




















闇医者「バイバーi」

訳:〈バイバーi〉



























(既に北斗はいない






















闇医者「忍び…?」

訳:〈忍び…?〉










































先生、相変わらず話が長い
























渡された1ヶ月分の薬と共に家に帰った



































後ろで微かなシャッター音がした

































次の日の朝


















プルルルルル(telephone telephone♪♪

















北斗
北斗
ん?…












マネージャー?

















ピッ
















北斗
北斗
もしもs







マネージャー「ちょ何やってくれてんの?」










北斗
北斗
え、何?















マネージャー「週刊誌の今日の記事送るから」






















北斗
北斗
あ、うん











ピコンッ



















北斗
北斗
えっ…………………











目を疑った

















そっからの記憶はあんまりない

























1時間後、警察が来たこと

















逮捕されたこと




















ハッキリ言うとそのくらい



















取り調べでは最後までほぼ何も言わなかった
























なんか分かんないけど暴力団との関係を聞かれたり























金がどうたらこうたら

























で、有罪になって

























少年院行きになって





















何も抵抗することなく車に乗せられ



























気がついたらここにいた________



















ちなみに刑期はとっくに過ぎてる




















あのクソ院長のせいでまだここにいるだけ





















気に入られちゃったから
























_____________


























































【次】








ちなみにあなたさんや、なあ田中の過去はもっと壮絶です













(☞三☞ ఠ ਉ ఠ))☞三☞





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