第65話

1,158

2020/06/27 08:12















東京都 某マンション

北斗

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー













北斗side















どうもご無沙汰、松村北斗です
















俺は何をするでもなくゆっくりと過ごしています


















けど…まあ暑いですね
















只今…気温30℃


















なぜ都会はこんなに暑いんでしょう？

















避暑地にでも行きた…


















プルルルルルル！(非通知からの電話

北斗

んん？









誰だろ…

北斗

もしもし？

ラウール

北斗くん？ラウールでーす










ラウール？え、なんで？
↑実は連絡してくれたのがめっちゃ嬉しい人

北斗

ラウール？どうしたの？
てか俺の連絡先よく分かったね

ラウール

ジェシーくんが知ってましたよ

北斗

あ、そう

ラウール

北斗くん…暇ですか？

北斗

え？…う、うんまぁ











なんか誘われるんかな……？
↑ワクワクしてる人

ラウール

近いうちに沖縄来れます？

北斗

へ？








沖縄？

北斗

なんで？

ラウール

めめの別荘があって良かったら
来ないかなって思って連絡したんですけど…

北斗

あいつそんな金持ちなの？

ラウール

笑みたいですね
親御さんのらしいですけど

北斗

へぇ…すげ

ラウール

良かったらそのまま残りの１ヶ月ちょっと
まで…一緒に過ごしません？

北斗

んー…










いやいやそんなの…

北斗

行く←

ラウール

お！マジすか！

北斗

他にも誰かいるの？

ラウール

えーっと俺と…あ、いってらっしゃい
俺とめめとコージくんと舘さんと
さっくんと阿部ちゃんと花ちゃんと
あ、阿部ちゃんの彼女さんです
あとジェシーくんと慎太郎くん
で、午後にまた何人か来ます

北斗

そうなんだぁ







いってらっしゃいって何w

北斗

あ、クロいない？いないなら俺が連れてくわ

ラウール

あー連絡先分かんなくて…

北斗

そっか









俺、実はあいつがいる場所知ってる

北斗

ふーん…じゃあクロ見つけたら行くわ
一緒に連れて行くから
行く日決まったら連絡するね

ラウール

はーい

北斗

じゃーねー

 










ガチャッ(電話を切る

ラウール

よし、全員OKっと









タッ…タッ…タッ…(誰かが歩いてくる

大介

おはよー…

ラウール

おはよ、佐久間くん

ラウール

北斗くん近いうちに来るって
クロオニさん連れて

大介

あ、マジ？

ラウール

うん…えーっとこれで全員かな

大介

ﾌｧ~…みんなどこ行ったの？

ラウール

ジェシーくんと慎太郎くんは今日来る6人を
迎えに行ったよ、14時には戻るって
阿部ちゃんと花ちゃんは散歩に行った
舘さんとコージくんは買い出し
めめはまだ寝てる笑
起こした方がいいかな？

大介

寝かせておいてあげよ
今…12時か

ラウール

朝飯、ラップしてあるよ

大介

ありがとー












ラウールside

















今日は午後からふっかさんとふっかさんの奥さんと娘さんと

















岩本くんとしょっぴーと京本くんが来る
















ねぇ聞いて！花ちゃん超可愛いの！
















阿部ちゃんの彼女なんだけど























いいなぁ…俺も彼女欲しいな

蓮

おはよ…

大介

おはよう

ラウール

おはよお










めっちゃ眠そう

ラウール

めめーそこに朝飯おいてある

蓮

ありがとー…

大介

味噌汁うめえー

ラウール

味噌汁は僕作ったの！

大介

マジ？すっごい美味しいよ













まぁこんな感じで仲良く過ごしています

















ちなみにね、この別荘の窓から海が見えるの！



















オーシャンビューってやつ

















もうリゾートよ
















しかも歩いて2分くらいのところにプライベートビーチもあって…もう最高じゃない？


















早くみんな揃わないかなー















ガチャッ(

亮平

ただいまー

花

ただいまでーす

一同

おかえりー









そう！あの超絶美人さんが花ちゃん

亮平

お、寝坊助2人起きたんだ

蓮

今日は早く起きた方だよ

ラウール

昨日、起きたの夕方だったもんね

花

生活リズム乱れると
体調崩しやすくなっちゃうから
早く起きた方がいいよ

↑
看護学生

大介

ww説得力ハンパねぇ













花ちゃんは看護学生なんだ

ラウール

あ、そうだBBQの用意しないと

大介

阿部ちゃん今日雨降る？

亮平

うん、14時からスコール
1時間くらいは降るかな

蓮

なら大丈夫だよ
皆来る頃には止んでる

花

ラウくん私も手伝うよ

ラウール

ありがとう

蓮

下の倉庫に鉄板とか全部入ってるから
倉庫の鍵はそこの棚に入ってる

ラウール

了解











なんかさ…楽しいよね















シェアハウスみたいで
















みんな家族みたいになってる

















家族かぁ＿＿＿＿
























【次】













低浮上、どうか御容赦を















てかさ…テストが近いんですけど














やばいよね、範囲広すぎて←I'm 受験生
















おすすめの勉強法とかある人

















是非教えてください笑

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第66話 60

煉・

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。