第18話

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2021/06/14 13:36
翌日


外は大雨だった
_零@ロゼ_
ロゼ
雨凄いな
ゆき、ホントに来るのかな?
辞めた方が...







ピコン


『13:30に───で待ってるね』





来るんだ...
_零@ロゼ_
ロゼ
準備しよ...
大雨だから少し遅れちゃうよね

そこは許してほしいな







13:00 集合場所
_千@ゆき_
ゆき
...少し冷えるな
やっぱり日程を...
ビニール傘をさして立ち尽くす彼





そこにもう1人やってきた
それは...




彼女では無かった
_百@もも_
もも
ねぇ...アンタ
今日ロゼと会う男?
_千@ゆき_
ゆき
...そうだけど、君は?
_百@もも_
もも
ただの幼なじみだよ...
ただの...ねっ!
ももは、ゆきに回し蹴りを

ゆきはそれを左手で制御した
_千@ゆき_
ゆき
あぁ...君が
そうなの...
_百@もも_
もも
あれ?俺のこと知ってるの
有名人?
_千@ゆき_
ゆき
僕の中ではねっ!
今度はゆきももの肩に手を回して
投げ飛ばす
それでもももは体制を崩さない

ゆきが、持っていたビニール傘は風によって飛ばされた
_百@もも_
もも
も〜君がいるから
彼女は俺だけを見ないじゃん
パシャパシャと2人が走る水音が響く
_千@ゆき_
ゆき
僕に関係ないと思うけど
そういいながらゆき
ももの足元を攫った



_百@もも_
もも
っ!
今度こそももは体制を崩す


何とか手を地面につき、
倒れる反動でゆきから距離を取った
_百@もも_
もも
へへっ...なかなかやるね
_千@ゆき_
ゆき
そっちこそ
_百@もも_
もも
...君は僕らの事
分かってるの?
_千@ゆき_
ゆき
DOUBTのこと?
_百@もも_
もも
知ってるんだ...
ならなんで彼女に近づくの?
_千@ゆき_
ゆき
そんなの簡単だ...







_千@ゆき_
ゆき
大切な友人だからだ
_百@もも_
もも
っ...俺の気持ちも知らないで...
_千@ゆき_
ゆき
あぁ、知らない
そろそろ帰りな。彼女が来る
_百@もも_
もも
っ...決着は今度ね
_千@ゆき_
ゆき
もう会いたくないけどね










時刻は13:30

2人が争闘した広場に、1人の女性が現れた

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