次の日から毎日登校時間に迎えに来るこいつ。
初めからこの人を好きになってたら、今私はこんなことにならなかったのかな、…なんて。
ちょっと思ってみたけど、元々テヒョンが好きだったわけでも無いんだから…好きだったわけでも…無い。
なんかちょっと…テヒョンが怒ってる…?
私がテヒョンの周りの人と仲良くするのがそんなに嫌なんですかねぇ。
…この人はどこまで優しいんだろうか。
テヒョンが私に触れないように手を繋いで少し前に出てくれたり。
なんだか…自分のしてる事全てがバカに思えて恥ずかしくなった。
…テヒョンと関わらなくていいって…嬉しいことのはずなのに。
…どうして。こんなモヤモヤした気持ちが残るの?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。