第6話

#8
2,857
2021/09/21 22:33


※まさくん呼びでいきます!!




あなた「まさくん、」




将洋「ん?」
















私の目の前でスマホとにらめっこをするこの人。















サントリーサンバーズ所属、日本代表の
バレーボール選手、柳田将洋だ。















そして、私より5歳年上の彼氏だ。















そんな彼は、かれこれ1時間ほどスマホとにらめっこ。














時々「かわいい」なんてスマホを見て言うから、何か怪しい。















あなた「何見てるの、?」




将洋「んー、秘密」




あなた「なんでよ!笑笑見せてよ、笑笑」




将洋「やだ」




あなた「もう…」




将洋「…そんな見たい?笑笑」




あなた「見たい!!気になる!!」




将洋「…仕方ない。はい。」




まさくんがそう言ってスマホを見せてきた。




あなた「え」




そこに映っていたのは

























まさくんと笑顔で写真に写る私でした。
















あなた「わ、私だったの?!」




将洋「うん」




あなた「え、だって、可愛いとかあなたに言ったら怒るとか言ってたじゃん、」




将洋「そうだよ?」




将洋「あなたが可愛かったから可愛いって言ったし、あなたにこれ言ったら恥ずかしいって怒るでしょ?笑笑」




あなた「…はい、その通りです、恥ずかしいですもん、」




将洋「で、あなたは他の女の人だと思って嫉妬してたんだ〜?笑笑かわいいね〜笑笑」




あなた「…うるさい、!」




あなた「…てか!可愛いって何!いつもは言わないよね?!」




将洋「…まあ、ね」




あなた「今日は甘々dayですかもしかして!!」




将洋「うるせーよ笑笑」



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〜翌日〜





今日は日本代表の練習についてきてみた。









祐希「お、あなたちゃん!久しぶり」




あなた「祐希さん!お久しぶりです!」




祐希「今日は付き添い?笑笑」




あなた「付き添いというか…私が行きたいって駄々こねてついてきちゃいました。まさくんにはダメって言われたんですけどね笑笑」




祐希「え、まさくんって呼ばれてるんすか」




将洋「うるせえ、」




藍「あれ、あなたさん?!お久しぶりです!」




あなた「藍くん!お久しぶり!元気だった?」




藍「はい!めちゃめちゃ元気です!笑笑」




あなた「なら良かった!笑笑」




将洋「…ほら、練習始めよう」



「「はーい」」



直伸「あなたちゃんごめん、そこのタオル取ってもらえる?」



あなた「あ、はい!!どうぞ!」




直伸「ありがと〜」













私はバレーボールをしている選手の写真を撮るのが好きなので、勝手ながら皆さんを撮らせていただく((













カシャッ







お、有志くん上手く撮れた









有志「あなたさん写真撮ってる笑笑」




あなた「有志くん良い感じに撮れたよぐっじょぶ!!」




有志「ありがとうございます、!笑笑」




将洋「……」





あなた「ほらこれ見て、かっこよくない?!」




二人でカメラを覗き込んで何も意識していなくても肩が触れるほど距離が縮まる。




有志「おお〜!!いい感じっすね!!」




あなた「でしょでしょ!」




将洋「…休憩終わり、練習しよ」




なんかまさくん…不機嫌…?




















































あなた「太志さん、まさくん不機嫌そうなんですけど私何かしましたかね」




太志「え、自覚ないの?」




あなた「え?」




太志「まあ後々分かるよ〜笑笑」




あなた「え、ちょっと!!太志さん?!」









何なんでしょう本当に…



















~練習終了~


藍「お疲れ様でした~」




有志「お疲れ様っした~」




あなた「お疲れ様でした!」




祐希「あなたちゃん今日はありがとね、」




あなた「いやいやそんな!勝手にお邪魔しちゃってすみませんでした、」




祐希「そんな事ないよ、皆嬉しそうだった笑笑」




あなた「ほんとですか笑笑」




ギュッ




あなた「へ、?!」




突然まさくんに後ろから抱きしめられた。
いわゆるバックハグ。まさくんの方が身長が高いからまさくんは私の頭に顎を乗せる。







将洋「帰るぞ」




あなた「え、あ、うん、」




将洋「早く、手。」



そう言って手を差し出すまさくん。



あなた「うん、」




藍「かっこいいっすね笑笑」




有志「ひゅーひゅー!!笑笑」



将洋「うるせえわ、笑笑」




あなた「有志くん、藍くん、お疲れ様でした!またね!」




将洋「全くお前は本当に…」




あなた「何、どうしたの?」




体育館を出て2人で手を繋いで歩く。




将洋「お前あいつらにしっぽ振りすぎ」




あなた「え、振ってないよ!!」




将洋「分かりやすかったぞ、めっちゃ振ってた。俺にはしっぽが見えた。」




何を言い出すんでしょうこの人は。









将洋「あいつらかっこいいんだからあいつらがお前に惚れちゃったらどうすんだよ、」




あなた「え、まさくんもかっこいいけど?というか最高にかっこいいよ?」




将洋「、?!」




将洋「…あ〜もうお前は本当に…心臓に悪い…」




あなた「え、ごめん←」




あなた「…もしかして、嫉妬してた?」



将洋「…そーかもね。」



ギュッ




今度は正面から抱きしめられる。




将洋「あなたは俺のものでいて、どこにも行かないで。」




一旦身体が離れて、まさくんが少しかがんで目を合わせられる。




真剣な瞳に吸い込まれてしまいそうだ。




あなた「私はどこにも行かないよ、ずっと。」




将洋「…俺普段は言えないけど、本当にあなたの事好きだから。」




あなた「好きって言ってくれた…!!まさくんが好きって言ってくれた!!私も大好き!!!!」




将洋「ほんと元気だな笑笑」





2人の手が絡まり合い、また歩き始める。





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有志「あなたさん大丈夫かな」




藍「あれは嫉妬してましたよね」





有志「分かりやすいよね~ほんと。俺の女取るなって目してた」




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~翌日~


あなた「まさくん昨日好きって言ってくれたよね!!嬉しかった!!!」




将洋「…うるさい。」















私の彼氏はどうやらだいぶツンデレなようです。

End.


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遅くなりましたすみません!!🤦🏻‍♀️
リクエストありがとうございました🙏🏻´-
まだまだリクエスト待ってます🙌🏻♥️

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