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第76話

死ぬから
ぷるるるる、ぷるるるる
また、、、かな
あなた

はいもしもし

おばあちゃん
…あなた?
やっぱり。大抵電話をかけてくるのはおばあちゃん
おばあちゃん
お父さんお母さんは
あなた

、、、いない

おばあちゃん
はぁ…全く。あの人たちは何してんのかね
あなた

さ、さあ

おばあちゃん
この前…つっても随分前だけどあの人たち来たのね、その時はほんとに酷かった…
また始まった。おばあちゃんの愚痴。

おばあちゃんはよく喋る人でレストランの店員さんとかレジの人に話しかけていつも迷惑をかけている。あの商品は不味かったとか

あと自分の失くしたものも人のせいにすることがあって私の親戚の人はおばあちゃんになるべく関わりたくないみたい。

親戚や近所の人の愚痴も耐えない。

いつもの電話の内容は愚痴か失くしものの話を止めるまで同じ話を繰り返す。

けど今日はちがった
おばあちゃん
まさし(親戚の叔父さん)がこの前来たんだけどさ、大喧嘩しちゃって。私、まさしの家に引っ越して一緒に暮らそうと思ってたの。
それは大変そう。
おばあちゃん
そしたらまさしに家が小さいから無理だとか断られちゃって。
あなた

あー…そうなんだ

おばあちゃん
でもね、私施設には入りたくないの。だってお喋りしてる声がうるさいし、私あんまり喋りたくないのよ。疲れちゃうから
突っ込みたかったけど抑える
あなた

うん

あなた

わかるよ

おばあちゃん
それ言ったらねまさしが「あなたちゃんとこ行けば」って言うのよ!
あなた

え?!

おばあちゃん
あなたあなた一人で寂しいでしょう?
あなた

いや…

随分前からだし慣れたけど…
おばあちゃんが来ると大変なんだよなぁ…ご近所づきあいもあるし
おばあちゃん
それに家も大きいし
おばあちゃん
ご飯作って、掃除して、お風呂と買い物とトイレを手伝ってくれるだけでいいの。
あなた

あー…

おばあちゃん
それなら簡単でしょ?
なかなか断りきれない、、、私
あなた

んーと、考えさせてくれないかな?

おばあちゃん
…は?!あなたそうやって返事しないつもりでしょ!!!!酷いわ!みんなみんな私を煙たがって。…そう、わかったわ。私一人で死ねばいいんでしょ?雨戸も締め切って倒れてたら近所の人みんな怪しんで救急車読んでくれるから。
あなた

え、ちょっと…

おばあちゃん
いいのよ。私は死ぬの。もう電話もかけないから。さよなら
そう言って電話は切れた。
あなた

うそ…

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あなた

まみさん

なに
あなた

おばあちゃんが死ぬとか言い出して、もう電話かけないからって

…ほっとけば?前にも電話かけないとか言って忘れて掛けてきてるんだから。
それから母とは連絡がつかなくなった
あなた