高校2年の春
私はいつも通り舞香と学校に行ってた
谷 「 いやそれはない 爆笑 」
『 いやあるねん 爆笑 』
こんな何気ない会話をしていた時
ドンッ
?? 「 あっ ! すいません !! 」
『 全然大丈夫やで ? 君は ? 』
西村 「 西村拓哉です ! 」
『 じゃなくて 、 笑 怪我してない?って意味 笑 』
谷 「 に 、 に 、 にしたくやん !!!! 」
『 うるさいうるさい 、 知り合い ? 』
谷 「 知らんの ?! Lilかんさいの西村拓哉くん !! 」
西村 「 え ?! ファンの方ですか ?! 」
谷 「 あ 、 一応恭平担してます 」 ←
西村 「 なんやねーん 笑 」
うちは別にテレビとかあんま興味ないし
そのー西村くん ? がアイドルしてんのも別にって感じ
でもある日 …
ガチャ
西村 「 あなたちゃん !! 」
クラスの女子 「 きゃー !! ♡ 西村くんやん ♡ 」
西村 「 ( 苦笑 ) 」
『 どしたん ? 』
西村 「 ちょっと来て … ください ! 」
グイッ
『 えっ 、 ちょ早い 、 ! 』
西村くんに引っ張られ屋上へ連れて来られた
てか西村くん足速 …
『 はぁはぁ … どしたん ? 』
西村 「 ( ギュッ ) 」
え … 今年下に抱きしめられてる
なんだろこの気持ち 、 なんか嬉しいっていうか恥ずかしいっていうか …
" 甘酸っぱい "
西村 「 好きっ !! 大好きっ !!
あなたちゃんのこと好き ! 」
そんなん私もやし … !
というわけで後輩くんと付き合っちゃった
っていうラブストーリーはここまでだった
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長くなりそうなので次に
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!