言葉も、声も、感情も、愛も 嘘だった。 ぜんぶぜんぶ ''呪い''なんだよ。 人魚の末裔である柊花(しゅうか)。 先代の人魚が人間の王子と結ばれず、泡になって消えてしまった。 それは海の魔女がかけた魔法、いわば呪いのためである。残酷なことに、呪いは終わっていなくて____________________。 儚く切ない恋物語

空は赤く─── 地は枯れ果て─── 海は黒く───── 此処に、人間の居場所はない。 だから私達は、地を這いつくばって、 血を吐くような努力を積み、 自分の命は自分で守れるようにしなければいけない。 こんな世界に生まれた意味があるとするならば─── それは自分を産んでくれた誰かと、自分の隣にいる仲間のために───。 『命を懸けろ。』

主人公、『宇津木 遙(ウツギ ハルカ)』は人と話すのが好きでは無く、クラスの人とは必要最低限コミュニケーションを取らない。 今日もいつも通り一言も喋らず休み時間を終えるはずだったのだが... いつからかクラスの人気者、『黒瀬 明(クロセ アカリ)』に好かれていて...。 「お前と仲良くなりたいんだよ」 「俺は仲良くなりたくない」 「お前...」 吹奏楽部所属の無口な美形と男子バレー部所属の陽キャイケメンの初々しい(つもり)初恋の話。 ※そんなに生々しくないとは思いますが、BLなので苦手な方は閲覧をお控えください。 アイコン画像↓↓↓ Picrew 「にこっと！おんなのこメーカー」