第52話
クリスマス
長尾side
レッスンと番組収録が終わって家に帰ろうとした時
みっちーにカフェに誘われた
みっちーから誘ってくるのは久しぶりでなんか悩んでいる時にいつも誘ってくるからなんか話があるんやなって思いみっちーに着いて行った
みっちーが注文し終えた時俺は聞いた
みっちーが長尾に話があったからかぁ〜
みっちーが俺に話?ってなんや?
このこと拓哉にも言われた。
みっちーまでなんで?
俺はアイドル
そんな簡単に恋に落ちひんって
みっちーはそう言ってココアを1口飲んだ
え?マジで?
嘘だろ???
え?ほんとなの?
今言う??
そういえば、今日やったなニシタクの告白
上手くいったんかな?
でも、拓哉とあなたが付き合ったら俺は正直に喜べへんなぁ〜
ってなんで?喜べないん?
そこは喜ばなきゃあかんやろ!
俺の頭の中であなたと拓哉のことを考えていると
みっちーが真剣そうに言った
え?誰に?
気持ちを伝えたい相手………?
あなた……?
俺の頭にはあなたの顔が浮かんだ
俺は無我夢中で、どこにいるのか分からないあなたを探した
俺はあなたのことが好きなんだと
ずっと前から好きだったんだと
自分はアイドルだからといって自分の心に嘘をついていた
だから、あなたに告白された時振ったことを後悔した