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第28話

🎄
your side


翔
翔
あなた、別れよう
あなた

えっ……?

キスされると思っていたのに、





告げられたのは別れの言葉。





頭が真っ白になった。
翔
翔
そんな苦しそうにしてるのに、キスなんてできない……
あなた

えっ?私、苦しくなんて_____

翔
翔
もういいよ
翔
翔
他に好きな人がいるんでしょ?
あなた

っ……

翔
翔
おかしいなと思ったんだ
翔
翔
あなたは美人で頭も良くて、それなのに俺が告白するまで彼氏を作らなかったし
翔
翔
告白したときもなんか迷ってたみたいだし…
あなた

でもっ…

翔
翔
うん
翔
翔
でも、あなたは俺のことをちゃんと好きになろうとしてくれてた
翔
翔
何度も好きって言ってくれた
あなた

今もす_____

翔
翔
もう十分
翔
翔
もう十分だよ
あなた

っ……

私はずるい。





翔をずっと苦しめていたのは私なのに。





翔に嘘をついていたのは私なのに。





涙の止まらない私を翔は抱きしめてくれた。
翔
翔
最後に…最後だから……
ごめん。





ごめんね翔。
翔
翔
あなた、本当に愛してました























.
あなた

うぅっ…ごめん、ごめんなさい……

翔
翔
謝らないで?
翔
翔
今から俺は泣いている女の子を1人、このカップルだらけの場所に置いて行くからねw
翔
翔
ちょっとした俺からの仕返しw
仕返しでもなんでもない。





私を悪者にしないための翔の優しさ。
あなた

ありがとう…ありがとう翔

翔
翔
また、大学でね!
遠くなっていく翔の背中を見ながら





何度も何度も謝って、





そして何度も何度も、ありがとうとつぶやいた。





私が泣くなんてふざけてる。





だけど、冬の冷たい風に吹かれても、





周りのカップルがどんどんいなくなっても、





涙は止まらなかった。