your side

韓国に来てから5年。





あれから私は韓国の大学を卒業し、ユンギがお友達と始めていた会社で雇ってもらった。





お父さんやお母さんのことを思い出して泣いたこともあった。





罪悪感に押し潰されそうになったこともあった。





それでも辛いときはいつでもユンギがそばにいてくれた。





そして今日

目の前の扉が開いた。

同じ職場のみんなが祝福してくれる。

ユンギと腕を組んで歩くバージンロードでみんなとの思い出がよぎる。





私たちの恋を唯一応援してくれた、認めてくれた人たち。





これまでたくさんのことを乗り越えられたのは、みんながそばにいてくれたから。





あのクリスマスの日に、ユンギが私のもとに来てくれたのもみんなが背中を押してくれたからだという。





みんなには感謝してもしきれない。

もう、みんな涙でぐしゃぐしゃ…w

階段を渡って牧師さんの前に立つ。

誰にも応援されない恋？





誰にも認められない恋？

いや、そんなことない。





寄り添ってくれる人もいる。





幸せにもなれる。

甘い、甘いキスを交わした。







































私は今、本当に幸せです。

それでも好き
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