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第26話

26話
音楽が流れ始める。

音楽は聴き慣れた明るい音楽ではなくて

静かな曲。
(なまえ)
あなた
へっ…ちょっ
彰人くんが優しくリードしてくれ(じゃなくて
(なまえ)
あなた
ちょっとこれどうすれば
東雲 彰人
東雲 彰人
落ち着いて左右にステップ踏んどけ。
制服なのに…ドレスでも何でもないのに。

ステージだって小さくて…なのに…
(なまえ)
あなた
…楽しい…。
初めて心から漏れた声。

心からの笑みが溢れたのが自分でも分かった。
白石 杏
白石 杏
大切な人と踊るのはとても楽しいんだよ!

周囲の環境なんてお構いなし!
小豆沢 こはね
小豆沢 こはね
はわぁぁ杏ちゃん回るの早すぎ!
足を引っ掛けるのが怖いはずなのに

経験なんて一度もないのに…
天馬 司
天馬 司
えむ!引っ張り過ぎだぁぁぁ!
鳳 えむ
鳳 えむ
楽しいねぇ〜司くん!
とてと賑やかな笑顔に包まれた時間。
(なまえ)
あなた
(…怖くない
そして音楽が鳴り止んだ。
神代 類
神代 類
いつまでも少女は幸せに過ごしましたとさ…

おしまい。
客席は笑顔に包まれた。

その頃の舞台裏では……
白石 杏
白石 杏
何暗い顔してんの?
(なまえ)
あなた
いへへ(痛てて)やめへ(止めて)
杏ちゃんにほっぺをつねられる。

地味に痛い。
小豆沢 こはね
小豆沢 こはね
もし良かったら

これからも友達でいてくれない?
(なまえ)
あなた
…本当に?
小豆沢 こはね
小豆沢 こはね
私は学校違うけど…

またカフェとかでも会えるかもしれないし。
青柳 冬弥
青柳 冬弥
あなたは多分…もう1人じゃない。
(なまえ)
あなた
‼︎…1人じゃない…。
そうだよ…私…1人じゃない…よね。
鳳 えむ
鳳 えむ
はわわっ…何かスマホ光ってるよ⁉︎
(なまえ)
あなた
え?
スマホにはuntitledと表示されている。

これ確か再生ボタン押すと何も流れずに

初音ミクの所に行くんだよね…?
(なまえ)
あなた
私の……想い…。
何となく…今なら分かる気がする。

私は再生ボタンを押した。