第6話

付き合う前の旦那さん
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2021/06/26 13:24
私と治は同じ高校で、2年の時に同じクラスになった。
なので最初はお互いに「クラスメイト」という感じでよく話しているわけでもなかった。
でも"あるきっかけ"があって私たちを結びつけた。
それは…

























































バレンタインだった。


私は、そういう恋愛とかに興味がなくて、異性にあげるってのもないのでで基本友チョコだった。
でも結婚してなく彼女もいない辛そうにしてる先生にあげたことあった。←
治ともバレンタインで初めて話した。
モブ「あなたのチョコ今年も売りもんみたいに美味しそうや✨」
モブ2「ホンマにな!それに味もよしやし…!」
あなた「そんな事ないって。家庭科部だし、私より美味しいもの作る先輩いるよ?」
モブ2「せやかて!あなたのお菓子は絶品やで!」
こんな感じで私はバレンタインのチョコを毎回手作りしていてそれを友チョコとしてあげていた。
ちなみに家庭科部。裁縫も好きだけどやっぱり料理の方が好き。おいしいもん。
高校の私は結婚した時よりも少し体重が多かった。これに関しては食べるの好きだから仕方ない。
治「なぁ…?それ貰ってもええ?」
声がして振り返るとうちのクラス…いや稲荷崎高校のイケメンツインズの宮治さんだった。
というか友人2人びっくりしすぎて固まってた…
あなた「うん。いいよ。」
そう言って私は手作りのガトーショコラとチョコムースが入ってる箱を渡した。
…なんか耳としっぽが見えた。めっちゃくちゃしっぽ振ってるように見える。
治「ホンマに?!おおきに!」
すると渡したばかりで作った本人の目の前で食べ始めた。
え?目の前で?ってなったの覚えてる。
あなた「ど、どうですか…?」
恐る恐る聞くと
治「めっちゃくちゃ美味い!」
うん。めっちゃ笑顔。なんか作って良かったわ。
あなた「そっか〜。」
ガツガツと食べる姿を見て、ミステリアスな雰囲気が一気にお腹を空かせた子犬に見えた。
そして固まった友人はやっと息を吹き返してた。
モブ「治くん!あなたのお菓子おいしいやろ?」
黙々と食べていて、彼は頷いていた。
モブ2「あなたはお菓子だけやなくて料理も上手いやで?しかも家庭科部の時期部長や!絶対推薦してみせるわ!」
息吹き返して第一声がそれか…
治「料理もするん?」
とゆうかいつの間にか私のあげたチョコはなくなってた。
あなた「うん。美味しいものが好きだから料理するよ。」
治「また今度、作ってくれへん?」
あなた「うん。いいよ。」
これが治と私のきっかけ。
素敵じゃない?バレンタインが馴れ初めって。

























作者です!
投稿すっぽかしてすみませんでしたァァァァ!
あのね…!このシリーズの夢主さんはちょっと大人をイメージしてるので、大人とは程遠い作者が考えるのにも他のシリーズのも考えてるので遅くなりました…
それと銀魂見返してました。←
銀さんと坂本さん…高杉さん…ヅラ…
攘夷戦争組好きです…!
それと読者さんの推し教えてくれません?←
唐突ですみません←
いや聞きたいんですよ!このシリーズでコメントしてくれる人まだいないんですよ!
お願いします🙇‍♂️🙏
そして次回は…まだ内容未定なので考えてきます!
またの愛読をよろしくお願いします!
もちづき

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