第82話

seokjin side
18
2021/01/27 08:00


あ、もうだめだ。
こいつに話しても埒が明かないと思い



ソクジン
ソクジン
そういう事だから。じゃあ、、、



席を離れようとしたら微かに聞こえる声で



ユンギ
ユンギ
、、、おい。待てよ。



振り返るとミン・ユンギがうつ伏せで
顔だけこっちに向けながら僕を見ていた。




僕は少しあいつをおちょくった。
すごく嫌そうな顔してた





あいつの気持ちがなんとなく伝わり
僕は笑ってはみたけど
普段の笑顔ではなかったはず、、、





多分あいつには気付かれていると思う。

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