あなたがまた図書室に行った。
多分、俺とパク・ソユの事が
気になってしまったんだろう、、、
ずっと幼なじみをしてきたから
だいたいの行動パターンは
だいぶ分かるようになってきた。
1人になりたい時は図書室なんだよなあいつ。
俺は周りの視線なんて気にしない。鬱陶しい。
でも、こんな俺でも、あいつの視線は気になる
何を考えてるのか知りたくなる。
基本的に人間嫌いな俺でも
あいつにだけは嫌われたくなくて
何も気持ちを言えずに幼なじみをしてるんだ。
そして、この気持ちは
パク・ソユにバレていて
いつも俺にこう言うんだ
俺って何してんだろ、、、
パク・ソユもあいつが図書室に行く理由は
なんとなく分かってるみたいだった。
パク・ソユはあいつの親友らしいから
俺も仲良く?してるつもりだ。
それ以外の奴らとは目も合わせないし
話す事もそんなにない。
俺にとってはそれすら無駄だと感じてた。
まあ、そんな中でもしつこい奴は居たなー
キム・ソクジン。
こいつは本当にうざかった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。