スッと目が覚める
見覚えのない天井と肌触りの良いシーツ

此処は……あぁ、そうだ…俺、昨日ジヨンヒョンの家に泊まって…
携帯に手を伸ばし時間を確認すると
もう少しで13時になるという時間だった
ヒョン達は起こさないって言ってくれた通り
ゆっくりと寝かせてくれたようだ
俺は起き上がり、リビングに向かう
そこには既に3人のヒョン達が寛いで居た

あ、おはようー!

起きたか?

…っ(寝起きのあなたの破壊力にノックアウト寸前になるも何とか堪える)……おはよう

おはようございます…俺、寝過ぎましたね…?(恥ずかしそうにソファに近寄る)

良いんだよ!俺もさっき起きたばっかりだし!(ソファに座る様に促す)

よく眠れた様で良かったよ

めちゃくちゃ爆睡出来ました!流石ジヨンヒョンのお家ですね?高級な寝具で気付いたら、あっという間に朝でした!

…気に入ったらいつでも来て?何ならあの部屋はあなた専用にしてもいいよ?(真剣に考えつつ呟く)

あはは、そんな事されたらジヨンヒョンのお家に住み着いちゃいますよ?(楽しそうに笑いながら背伸びをする)

え?(それは良いアイデアと言わんばかりにパァッと明るい顔をする)

あーそうだ、腹減ってないか?(ジヨンの顔を見せない様に遮る)

そうそう、デリバリーであなたが好きなビビンバ頼んでおいたんだよ?温めておくから顔洗っておいで?(同じく誤魔化す様にあなたを促す)

わぁ、じゃあ直ぐに洗って来ます!(素直に顔を洗いに向かう)
はぁ…(何とか誤魔化せた事にホッとする)

…あなたはあの寝具が気に入ったのか……(携帯で好みをメモをする)あの場所はあのまま保存しとこう…(うっとりと微笑む)

おい、しっかりしろよ?(ジヨンをつつく)

保存しちゃったらまた泊まりに来てくれた時に寝られないんじゃない?(レンジでビビンバを温める)

あ、そうか……いや、でも違う場所をあなた専用にして…いや、それよりも新しい所を買って…(真剣に今後の事を考える)

だから…まだその一歩すら踏み出せてないんだぞ?そこ分かってるか?(呆れた様な顔をする)

……分かってるよ…別に先に準備しておいても損はないだろう?(拗ねた様に呟く)

損は無いけど…この先、あなたと結ばれるっていう確証も無いけどね?

結ばれる?(タイミング良く現れる)何かあったんですか?

や!なんでもないよ?

靴紐解けかけたから結ぼうと思ってな?(適当に誤魔化す)

さ、ご飯食べな?(キッチンの椅子に座らせる)

??…ありがとうございます!頂きます!(手を合わせてご飯を食べ始める)ん、美味しい〜!

ふふ、あなたはここのビビンバ好きだよね?

そうなの?(ビビンバのメーカーを見る)

ジヨンヒョンも食べます?俺の好きな味なんですよ!(他意も無くアーンの仕草をする)
あ…(まさかの行動にヒヤヒヤする)

……っ……(色々耐えて一口貰う)…ありがとう、美味しいね?(まさかのアーンに味が分からないが微笑んで誤魔化す)

そうですよね?俺この味、大好きな味なんです!(美味しそうに笑うと再び食べる)

…(口元を押さえて色々と堪える)

良かったね!(2人に対して伝える)

沢山食べろよ?(ジヨンの肩を叩きつつ苦笑いする)

…(ソファに戻りグッタリとする)ヤバい…可愛い……しかも間接キス…(照れた様にソファに蹲る)

(一緒にソファに戻ると呆れた顔をする)…おい、思春期のガキかよ?

(ソファの2人を見つめつつ話題を振る)…明日はお仕事?

(ビビンバを美味しそうに食べつつ)はい、明日は防弾少年団でモデルのお仕事を頂いたので…

モデル?凄いなぁ…何のモデル?

(携帯を取り出してモデルをする予定の商品を見せる)コレです!

へぇ、この前は1人でワインだったけど、次は入浴剤なんだ?

そうなんです!俺達、防弾少年団のバスボム?みたいなヤツを出してくれるみたいで…

そうなんだ?良いね!出たら買おうっと

ありがとうございます!

何の話だ?(盛り上がりが気になりソファから声をかける)

明日、防弾少年団は入浴剤のモデルするんだってー!

へぇ、入浴剤…?

それって脱ぐ感じ?

いえ、俺達がファンにバスボムをあげてそれをファンが家に帰ってどれが出るか…って楽しみにしてくれる感じなので、俺達はファンサしてる所を撮る感じですね?

バスボムって中に何か入ってるヤツだよな?

防弾少年団とのコラボのバスボムなんだって!楽しそうだよね?

いつ発売なの?(既に買う気なのか携帯を取り出す)

お話だと販売は7月って言ってました!俺達のカムバックに合わせるらしくて…

そうなんだ?なら発売されたらまた此処でレビューしよう?

わぁ!それ良い!!何が出るのかな??

中身はもう決まってるのか?

確か…それぞれのミニキャラとロゴと、シークレットで8人揃ったプレートだったかな??

絶対人気出るよ!俺、予約する!!

あはは、ありがとうございます…多分、何個かは貰えると思うので持ってきますよ?

売り上げに貢献してくれる先輩に感謝しとけ(笑いながら頭を撫でる)

そうですね、ありがとうございます…(嬉しそうに笑う)

気にしないで、丁度入浴剤が欲しかった所だから…(マネージャーに早速予約する様に伝える)
遅めの朝食を食べ
支度を終えて帰る事に

準備出来たよ!

俺もです…(着替えを持ってリビングに戻る)

コレ(着替え)は置いてきな?(着替えを受け取る)

あ…でも、クリーニングして……

大丈夫(洗わないで欲しいのでそのまま受け取る)また来た時に着れる様に…ね?

気に入ってたんだろ?なんなら貰っちまえば?

え?本当…?

え、いや!大丈夫です!!こんな高いの頂けませんよ…(明らかに2桁はする高額物なので首を振る)

ジヨンヒョンのお下がりなんて嬉しいよね〜?

はい!…あ、いや……それとこれとは違います!こんな高いモノは頂けません(思わず頷くも慌てて否定する)

ちょっと待ってて…(足早に移動して服を取って戻る)…あなたにこの服をあげるよ…(元々あげたいと思っていた彼シャツ候補の一つを渡す)コレならそんなに高くない(嘘)し、俺の着古しだから…こんな物で良ければだけど…

えぇ!?ジヨンヒョンのお下がり!?そんな貴重なモノ貰って良いんですか!?(驚いた様に見つめる)

(アレは昨日悩んでたヤツじゃん)…良かったね〜あなた、お下がりに憧れてたって言ってたじゃん?

そうなのか?なら、今度俺のもう着てないヤツもやるよ…(嬉しそうな顔をするあなたをみて笑う)

なら、俺も次持って来よーっと!

えぇぇ…ヤバい夢?(頬を赤らめて嬉しそうにジヨンから渡された服を抱き締める)

っ…(今のジヨンには刺激が強すぎたのかジヨンも顔を反らす)
(兄弟居ないからこういうの凄く嬉しいんだろうなぁ…と微笑ましく見つめる)

ふふ、可愛いなぁ!(頭を撫でつつジヨンの表情を見られないように遮る)

あなたは兄弟居ないからお下がりって新鮮なんだな?(ジヨンが落ち着くまで自分達に注目を集める様に話し続ける)

そうなんですよ!こういうのって本当の兄弟じゃないと貰えないって思ってたので凄く嬉しいです!!(貰った服を嬉しそうに眺める)

(漸く立ち直る)…こんな物ならいつでもあげるよ…でも俺達以外からは貰う時は気をつけてね?

はい!ジヨンヒョン、ありがとうございます!!大事にしますね?(頭を下げて嬉しそうに笑う)

…うん(頭を撫でて微笑む)今度、俺達の休みが決まったら直ぐに連絡するよ。その時は曲を聴かせてね?

わかりました!(ジヨンから貰った服を大切にバックにしまう)

あ、タクシー来たよ?(到着を確認する)

車まで送るよ(3人でタクシーまで送る)

わざわざすみません…ヒョン達、昨日と今日は本当にありがとうございました!めちゃくちゃ幸せでした!(タクシーに乗る前に深々とお辞儀をする)

俺達も凄く楽しかったよ!!

作ってくれたご飯も美味しかったしな…またやろうぜ?今度も泊まりで!また作ってくれよ?

はい!俺で良ければ料理するので時期的には(もう少しで初夏になる設定)向かないかもですが鍋パーティでもしますか?

いいね、俺の家でまたやろう?その頃にはあなたがモデルやってたワインも販売されるだろうしね?

あ、そうですね…なら鍋とワインパーティしましょうか?

賛成ー!!俺、あなたが作るお鍋大好き!!

楽しみだな…

気をつけて帰ってね?明日の撮影も頑張って?(帰る前にもう一度だけ頭を撫でる)

はい!ありがとうございました!(嬉しそうに笑うとタクシーに乗り込む)

またねー!(手を振って見送る)

……(車が見えなくなるとその場にしゃがみ込む)っ、ハァ………ヤバい…マジで可愛い…何だあの天使は…

確かに…あんな弟が居たら俺も可愛がるわ…(しゃがむジヨンの肩を叩きながら頷く)

可愛いよねぇ…ジヨンヒョンには刺激が強かったみたいだけど(苦笑いしながらしゃがんだジヨンを見る)

ハァ…マネージャーに言って早く休みを合わせるよ?鍋パーティしないと。(直様切り替えてマネージャーに休みをあなたのスケジュールと合わせる様に伝える)
(切り替えが早いな…)
ヒョン達とのお泊まり後
タクシーで帰宅する

ただいま〜(ご機嫌で帰る)

お、帰ってきたな?

朝帰りめ…

ふふふ、なんとジヨンヒョンのお家にお泊まりだぜ!?しかもテソンヒョン達も…!!

うわぁ、良いなぁ……

ジヨンさんのお家、大きかった?

どんなお家なの!?

美味しい物食べました?
途端にメンバーに囲まれて質問攻めにされる

大きいとかのレベルじゃなかった…マジで豪邸!セレブのお家だったよ…(感嘆の溜息を漏らす)ジヨンヒョンのとっておきっていう高級なワイン飲ませて貰ったんだけど、マジ美味くて……流石、世界のG-DRAGONって感じのひと時だった…
良いなぁ!!

あなたヒョン、マジで凄い仲になりましたね…?

あの事件以来、何かある度に心配してくれて良く連絡を貰う様になったからな…こういうのを 牛が後退りする途中で鼠を捕るっていうんだろ?

それにしても仲良くなり過ぎじゃないか?あのG-DRAGONさんの家にお泊まりなんて…今までの後輩で初じゃないか?

んー?お友達も来るって言ってたから案外、呼んでるんじゃないか?お家にはゲストルームも沢山あったし…

良いなぁ…

俺は着替えてくるな?(ご機嫌で部屋に戻るとバックから貰った洋服を取り出す)ヤバい…家宝がまた増えた……!(クローゼットの特製祭壇にジヨンから貰った洋服を飾ると写真を撮ってヒョン達に送る)「無事に宿舎に着きました!お世話になりました!!ジヨンヒョンの洋服は大切に保存します!!」

(通知に気付く)ふふ、また豪華になってる…
「いつも綺麗に飾ってくれてありがとう!」

(同じく通知を見て笑う)ははは、コイツ、本当に俺達のファンなんだっていうのが分かるよな?しかもしっかりと飾ってあるし…同じアイドルなのにそういうの隠さずに伝えてくれるのって好感が持てるよな?
「今度は俺のもやるよ」

…(祭壇をみて笑う)
「こちらこそありがとう。また近々、遊ぼう。飾るのも嬉しいけど練習着とかで着てくれたらもっと嬉しいな?」
俺はヒョン達の返信に思わず笑みが溢れる

本当に優しいなぁ…
先輩としても尊敬するが同じ男性としての「格」が違う様に思える
俺はジヨンヒョンから貰った洋服に
手を伸ばす

これも高そうなんだけど……
着て欲しいと言われたので自分に当てて鏡を見ているとユンギが入ってきた

どうしたんだそれ…

見てユンギヤ!!ジヨンヒョンからお下がり貰ったんだ!飾って写真撮ったら、ヒョンから着て欲しいって言われたんだけど……コレ、やっぱり高いよな?

(携帯で検索する)あー………着るなら大事な時に着てけよ?練習着とかはちょっと…

え!?そんなにするの?…でもジヨンヒョンはお下がりにする位だしそんなに高くないって言ってたぞ?(ユンギの顔色に慌てる)

…お下がりはお下がりなんだから貰っとけばいい…お前は検索するなよ?

…マジ?どうしよう……ジヨンヒョンに練習着とかにしてって言われたんだけど…

そんなん練習着にしたらジヨンさんのファンに気付かれて叩かれるぜ?せっかくのお下がりは別の時に着ろよ…?

え!?ジヨンヒョンのファンに浸透してる服なの!?…益々着れない……

いや、ジヨンさんがお前を可愛がってる事は知られてるから着ても良いとは思うけど練習着には向かない値段とだけ言っとくわ…

マジ!?ねぇ、幾らなの!?(ユンギの肩を掴む)

言わねぇしお前も調べるなよ?とりあえず試着しとけ…写真撮ってやるからジヨンさんにお礼で送っとけよ?

…分かった……(とりあえず今着てる服を脱いで着てみる)

へぇ、似合うじゃん…流石、ジヨンさん。センスが違うな…?(写真を撮って送る)

ありがとう…(写真をそのままジヨンヒョンに送る)「早速着ました!大事な時に着ますね?カッコいい服ありがとうございます!!」

(写真を確認して即保存しニヤニヤと笑う)

ジヨンヒョン?(急に携帯を見て笑い出したのを不審に思う)

(胡散臭そうな顔をする)どうせあなた関連だろう?

俺の服を着てくれて写真を送ってくれたんだ……可愛い…(ニヤニヤしながら携帯を見つめる)…そろそろ本格的に攻めないとな…
俺はマネージャーに伝え
あなたへとあるオファーを事務所経由で
正式に依頼として送った
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。